食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05790880160 |
| タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、リサーチプロジェクト「Kitchen Life 2」の結果を公表 |
| 資料日付 | 2022年2月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は2月16日、「Kitchen Life 2」(文献レビュー)の結果を公表した。概要は以下のとおり。 当該調査研究は、家庭のキッチン及び事業所の厨房で見られる食品安全上鍵となる行動や、食品安全及び衛生に関する推奨行動を法制化する可能性が低くなる要因を特定することが狙いであった。 当該調査研究(narrative literature review)は、論文の適切なサンプル取得における構造化を意図したシステマティックレビュー(Rowley and Slack , 2004)にヒントを得て行われた。この文献レビューのために、以下のキーワードが検索用途として用いられた:食品安全、キッチンの安全、食品衛生、キッチンの衛生、食品由来疾病。また、リスク行動、リスク認識、Covidが検索用語として追加された。 Covid-19パンデミック下で、関連した研究論文の数が限定的であったことから、文献検索を補完する目的で、食品安全及び関連分野に携わる7人の専門家に詳細なインタビューを行い、研究内容、知見及びCovidー19パンデミック中の経験について語ってもらった。 以下、内容から抜粋(一部項目のみ)。 1.食品安全上のリスクに関する心理学的視点:経験に基づく認識及び感情の影響 ・楽観バイアスと信頼過剰 リスクに慣れるとリスクの標準化に繋がる可能性がある(Zwick & Renn , 2002)。すなわち、ある活動が有害な結果とはならないことに慣れ過ぎた結果、その活動を、脅威がより少ないものとして受容してしまう。 リスクの標準化は、楽観バイアスや、リスク軽減に関する自らの能力を過信することに繋がる可能性がある。 ・信頼 ・知識と行動のギャップ ・食品安全に関する情報源 FSAによる調査「Food and You 2(F&Y2)」(2021年a)の結果からは、調理及び食品安全に関する情報源として最も多かったのは、家族及び友人(46 %)、次いで、製品包装(36 %)、テレビの食品番組及び料理番組(30 %)であった。概して、16~24歳の若年層において、これらの情報源(特に「家族及び友人」(66 %))を挙げた人の割合がより多かった。また、インターネットの検索エンジンを挙げた人の割合も、この年齢層では45 %と多かった(一般では28 %)。 2.キッチン(厨房)の安全及び衛生関連の行動 ・洗浄に関する習慣 ・自宅のキッチン 手洗い;食器用布巾;キッチン用品、シンク及び作業台の表面の洗浄;果実及び野菜の洗浄; ・義事業所の厨房における食品安全及び衛生 ・交差汚染 ・家きん/卵の洗浄 多くの世帯で、生の家きん肉を洗浄するという誤りが見られる。生の家きん肉の洗浄は、キッチンにおけるカンピロバクター拡散リスクを増大させる。FSAの「F&Y2」では、35 %が、生の鶏肉を時々洗浄すると回答した。その理由として多かったのは、鶏肉をきれいにする(ぬめり、汁又は血液を除去するなど)53%、食品安全上の理由(細菌を死滅させるなど)30%であった。当該調査よりも少し早い時期に実施された米国の研究によれば、生の家きん肉を加熱調理前に洗浄する人の割合は68%であった(Kosa et al. , 2015a)。生の家きん肉を洗浄する人の割合は、黒人やアジア系といった特定のエスニックグループの世帯において、より多いと考えられる(FSA ,2021a;2021c)。 同様に、Kosa et al(2015b)によれば、卵を加熱調理前に洗浄する人の割合は13.2%であった。「F&Y2」によれば、鶏肉を洗浄する頻度は、高齢者(75歳超)において、より高かった。 ・冷蔵及び解凍 3.食品包装に記載されている安全上の指示、及び消費期限の遵守 4.食品衛生及び食品安全上の実践に影響を与える可能性がある人口統計学的要因 5.COVID-19パンデミック中の家庭のキッチン及び事業所の厨房における行動変容 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
| 情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
| URL | https://www.food.gov.uk/research/research-projects/kitchen-life-2 |
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