食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05790480160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、英国の市販ラム肉及び市販七面鳥肉における薬剤耐性(AMR)細菌の調査結果を公表
資料日付 2022年2月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は2月24日、英国の市販ラム肉及び市販七面鳥肉における薬剤耐性(Antimicrobial Resistance:AMR)細菌の調査結果を公表した。概要は以下のとおり。
1.背景
 当該調査(2020年10月~2021年2月)は、英国で市販されるラム肉及び七面鳥肉中の大腸菌及びカンピロバクターにおける薬剤耐性に関するものである。英国は国を挙げて薬剤耐性低減に取り組んでいる。
 現時点で、AMRの調査は英国の市販牛肉、市販豚肉及び市販鶏肉に関して行われており、市販ラム肉及び市販七面鳥肉に関する同様のデータはない。本調査は、市販のラム肉及び七面鳥肉に関する初めてのものである。
 研究チームは、食肉サーベイランスにおける現在のAMRのエビデンスギャップを埋めるために、特に大腸菌及びカンピロバクターに関するAMRに焦点を当てた。
 Rick Mumford教授(FSA科学・エビデンス及び研究部門長)は以下のように述べる。
・ラム肉に関するAMRレベルは、市販牛肉及び市販豚肉での結果と同様非常に低く、安心できる結果である。市販七面鳥肉でのAMRレベルはより高かったが、2020年の鶏肉での結果と同様であった。
・収集されたデータに基づき、英国の市販ラム肉及び市販七面鳥肉から検出されるAMRに関するベースライン値が設定され、これらの肉のAMRレベルに対する今後の介入の影響を初めて観察することができるようになる。
・衛生及び加熱調理に関する適切な習慣に従う限り、汚染された生肉に由来する薬剤耐性菌に、摂取や取扱いを介してばく露されるリスクは非常に低いということを強調したい。
2.結果
 調査(ラム肉、七面鳥肉製品それぞれ210検体について)の主な結果から抜粋。
・ラム肉2検体及び七面鳥肉24検体(それぞれ1 %及び11 %)からAmpC/ESBL(基質特異性拡張型βラクタマーゼ)を産生する耐性大腸菌が検出された。カルバペネム耐性は検出されなかった。
・伝達性のコリスチン耐性遺伝子(訳注:プラスミドを介して伝達し得るmcr-1遺伝子)を有する大腸菌が七面鳥3検体(1 %)から検出された。英国の市販七面鳥肉からこの種類の耐性が検出されたのは初めてであったが、FSAがリスク評価を行った結果、リスクは非常に低いと判断された。
・七面鳥肉におけるカンピロバクター汚染率は11 %であった。カンピロバクターにおける耐性では、シプロフロキサシン、テトラサイクリン及びナリジクス酸に対する耐性が多かった。
 当該調査報告書(109ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/Surveillance%20of%20AMR%20in%20E.%20coli%20and%20Campylobacter%20from%20retail%20turkey%20meat%20and%20E.%20coli%20from%20retail%20lamb%20in%202020_21%20-%20FS102109.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/fsa-publishes-first-amr-survey-of-uk-retail-lamb-and-turkey-meat-as-national-action-plan-continues

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