食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05790440104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、Fresh Express社が製造した包装済みサラダに関連した複数州にわたるリステリア集団感染に関する情報を最終更新
資料日付 2022年3月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は3月8日、Fresh Express社が製造した包装済みサラダに関連した複数州にわたるリステリア集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。
1. 当該集団感染は終息した。汚染した食品の喫食により病気にならないよう、食品のリコールや集団感染の最新情報を常に把握しておくこと。
2. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州にわたるリステリア・モノサイトゲネス集団感染について調査を行った。疫学及び検査のデータにより、Fresh Express 社製造の包装済みサラダがリステリア菌に汚染され、病因となったことが示された。2022年3月8日時点で、本集団感染症は終息している。
3. リステリア・モノサイトゲネスの当該集団感染株に感染した計10人が8州(ニュージャージー州、ペンシルベニア州他)から報告された。発症日は2016年7月26日から2021年10月19日までであった。患者の年齢は44歳から95歳で、年齢中央値は80歳、60 %が女性であった。10人全員が入院した。死亡者1人がペンシルベニア州から報告された。
4. 州及び地方の公衆衛生当局は、患者(又はその家族)が発症前の1か月間に喫食した食品について聞き取り調査を行った。聞き取り調査を受けた5人のうち4人(80 %)が、様々な種類の包装済みサラダを喫食したと報告し、患者2人は具体的にFresh Expressブランドのサラダを喫食したと報告した。
5. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)により、患者の検体に由来する細菌が遺伝的に近縁であることが示された。これは、当該集団感染の患者が同じ食品により発症したことを示唆する。
6. 2021年12月16日、ミシガン州農務当局は、所定の検体採取で食料品店から収集したFresh Express社のSweet Hearts包装済みサラダの一袋の中にリステリア菌の集団感染株を確認した。当該包装済みサラダはイリノイ州StreamwoodにあるFresh Express社の施設で製造された。
7. 2021年12月20日、Fresh Express社は、イリノイ州Streamwoodにある施設で製造された包装済みサラダをリコールした。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/packaged-salad-12-21-b/index.html
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