食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05780210295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、「食の安全と火山灰について、誰もが知っておくべき10の事実」を発行
資料日付 2022年2月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は2月(公表日不明)、「食の安全と火山灰について、誰もが知っておくべき10の事実」を発行した。内容は以下のとおり。
1. 火山灰には有害な化学物質が含まれていることが多く、植物や動物の飼料源(牧草、穀物)、魚等を通じて水や食料に入り込み、病気になる可能性がある。
2. 健康被害を避けるためには、食用作物に付着した火山灰を取り除き、火山灰が付着した牧草地で動物が草を食むのを防ぐことが重要である。
3. 水は灰に含まれる有毒な化学物質で汚染されている可能性があり、準備や調理の際に食品を汚染する可能性がある。安全な水の使用に関する政府のアドバイスに従うこと。
4. 噴火前に収穫され、火山灰に覆われていない食品は、安全に調理して食べることができる。
5. 灰をかぶった野菜や果物は、よく洗ってから市場に出すことができ、皮をむいて食べることができる。農産物の灰を取り除く際は手袋を着用すること。
6. 噴火後に収穫された食品で、洗浄や皮むきができないものは、食用に適さない可能性があるため、安全が確認されるまでは販売すべきではない。
7. 水域は有毒な化学物質で汚染されている可能性がある。降灰や津波の影響を受けた水域での捕獲・収穫行為、及びそのような水域でとれた魚やその他の水産物の消費については、安全が確認されるまでは、政府の助言に従うこと。
8. 被災地以外で捕獲された魚やその他の水産物は、適切に内臓を取り出し、エラを取り、清潔な飲料水で十分に洗浄することで、食べることができる。
9. 屠殺されたばかりの動物の死骸を含む全ての食品は、屠殺、加工、輸送、保管、陳列の際に塵や火山灰から保護(カバーや包装)されていることを確認すること。腎臓の摂取は避けること。
10. 死んでいる動物や魚を食べたり、販売しないこと。これらの動物性食品は埋める、又は焼却によって処分すること。
 当該発行物は以下URLにて閲覧可能。
http://www.fao.org/3/cb8505en/cb8505en.pdf
(※関連記事)Tonga volcanic eruption: what possible impact on agriculture and fisheries
https://www.fao.org/asiapacific/news/detail-events/en/c/1469766/
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/documents/card/en/c/cb8505en
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。