食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05780030464 |
| タイトル | オーストリア保健・食品安全局(AGES)、乳児用補完食、コーヒー等におけるフラン及びアルキル化フラン化合物のモニタリング結果を公表 |
| 資料日付 | 2022年2月15日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストリア保健・食品安全局(AGES)は2月15日、乳児用補完食、コーヒー等におけるフラン及びアルキル化フラン化合物のモニタリング結果を公表した。概要は以下のとおり。 当該モニタリングでは、乳児用補完食(Beikost)、コーヒー、フルーツジュース及びトマトペーストを対象に、フラン及びアルキル化フラン化合物に関して検査が行われた。更に発展した分析方法を介して、当該モニタリングの枠組みにおいて、アルキル化フラン化合物のより包括的なデータが得られた。オーストリア全土から収集された43検体について検査が行われた。 欧州食品安全機関(EFSA)の研究結果からは、2-及び3-メチルフランの肝毒性は類似している可能性や、毒性は小さいものの肺毒性の可能性が示されている。EFSAによれば、遺伝毒性上の影響に関してアルキル化フラン化合物のデータはほとんどない。現時点で、フランに関しては、オーストリアにおける介入値も、欧州連合(EU)レベルでの最大レベルも設定されていない。 2017年のEFSAによるフランに関する評価では、食品中のフランへのばく露は健康上の懸念の原因となると結論付けられた。フランに加え、2-メチルフラン、3-メチルフラン及び2 ,5-ジメチルフラン等のアルキル化フラン化合物も公衆におけるばく露に寄与する可能性がある。 更に、2-ペンチルフラン等の他のアルキル化フラン化合物も食品から検出されている。これを受け、現在、欧州委員会による勧告が準備中であり、それに基づいてアルキル化フラン化合物モニタリングを行う必要がある。 1.「結果」から抜粋 ・乳児用補完食 検出されたフランの量が最大であった検体は、調製前の補完食(有機にんじん)1件であった(45μg/kg)。アルキル化フラン化合物の最大検出量は、調製前の1検体(野菜リゾット)における2-エチルフランであった(93 μg/kg)。それ以外のアルキル化フラン化合物は明らかに少なかった (10 μg/kg未満)。 フランとアルキル化フラン化合物の濃度を比較した結果、蓋を開けて時々かき混ぜながら調製したにも拘わらず、一部の植物性及び穀物ベースの検体において、フラン、2-メチルフラン、3-メチルフラン及び2ーエチルフランの量が僅かに増加したことが分かった。 ・コーヒー フラン及びアルキル化フラン化合物の検出量が最大であったのは、調製前のコーヒーであった(フラン6 ,900 μg/kg、2ーメチルフラン20 ,000 μg/kg超、2 ,5-ジメチルフラン4 ,100 μg/kg)。 全てのコーヒー検体で、調製後はフラン及びアルキル化フラン化合物の量が大幅に減少した。コーヒー飲料での最大検出量は、フラン180 μg/L、2-メチルフラン450 μg/L、2 ,5-ジメチルフラン42 μg/L、3-メチルフラン19 μg/Lであった。コーヒーに関しては、こうした低減の一部は、調製時に水が追加されたことによる希釈効果に起因することが指摘される。 2.「リスク評価」 2017年、欧州食品安全機関(EFSA)は、フランに関する動物実験を通して、最も感受性の高いエンドポイントとして、腫瘍形成作用(肝腫瘍)と、肝臓及び胆管の炎症と瘢痕化の発症を特定した。動物実験では、フラン同様、2-及び3-メチルフラン化合物でも肝毒性が示されたことから、肝臓及び胆管の炎症及び瘢痕化発生へのこれらのアルキル化フラン化合物の寄与が考慮された。 コーヒー検体に関する検査結果からは、平均的な摂取量の成人及び高摂取量の成人のいずれにおいても、これら二つのエンドポイントに関する有害な健康影響は排除できないことが示された。 野菜及び穀物ベースの乳児用補完食検体についての検査結果からは、腫瘍形成作用(肝腫瘍)に関して、乳幼児におけるフランばく露を理由に、多量摂取した場合に有害な健康影響は排除できないことが示された。 オーストリアに由来する消費データがないことから、乳児用補完食検体に関してはドイツのデータを基に評価が行われた。 トマトペースト及びフルーツジュースに関しては、検体検査の結果、オーストリア国民のフラン及びアルキル化フラン化合物へのばく露は少ないことが示された。 詳細(ドイツ語、4ページ)は以下のURLから入手可能。 https://wissenaktuell.ages.at/download/0/0/e92744d19f5c3fffb369593ab41f43b7382cfd6e/fileadmin/AGES2015/Wissen-Aktuell/SPA/SPA_2022/A-019-21_Wissen_aktuell.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オーストリア |
| 情報源(公的機関) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| 情報源(報道) | オーストリア保健・食品安全局(AGES) |
| URL | https://wissenaktuell.ages.at/furan-und-alkylierte-furanverbindungen-in-beikost-kaffee-obstsaeften-und-tomatenpasten-monitoring/ |
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