食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05770110108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、ヒトの健康を保護するためにペンタクロロフェノールの登録取消を要求することを公表
資料日付 2022年2月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は2月4日、ヒトの健康を保護するためにペンタクロロフェノール(pentachlorophenol)の登録取消を要求することを公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、主に電柱に使用される木材防腐剤であるペンタクロロフェノールの取消を要求する登録審査(再評価)の最終決定を公表した。EPAは登録審査の過程で、実行可能な代替案が出ていることを考慮し、作業者に及ぼす健康リスクが、ペンタクロロフェノール使用の便益を上回ることを確認した。
 2021年3月にEPAが60日間の意見募集を実施したペンタクロロフェノール取消の提案に続き、当該最終決定により、EPAのペンタクロロフェノールの登録審査は終了し、本件では取消によってリスクを低減する手続きを開始する。2年後には、ペンタクロロフェノールは米国内で製造、販売、又は流通されなくなる予定である。
 EPAの措置により、国連の残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約付属書Aのリストにペンタクロロフェノールが収載されていること(条約締約国はその製造、使用、輸出入が原則禁止される)に米国が協調することとなる。ペンタクロロフェノールの代替品には、クロム化ヒ素類(chromated arsenicals)及びクレオソート(creosote)等の確立された木材防腐剤と共に、ナフテン酸銅(copper naphthenate)及びDCOITが含まれる。
 ペンタクロロフェノールの段階的廃止の完了は5年間かけて行われる。
 登録者は、登録審査最終決定の公表から60日以内にEPAへの自発的な取消申請を提出する必要がある。その後、EPAは、これらの申請の受領通知を官報で公表し、30日間の意見公募期間を設けることにより、取消手続きを開始する予定である。
 当該最終決定(2021年12月、PDF版45ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://downloads.regulations.gov/EPA-HQ-OPP-2014-0653-0071/content.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-requires-cancellation-pentachlorophenol-protect-human-health
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