食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05770060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、様々な食品分類における食品添加物としてのグルコシル化ステビオール配糖体の安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2022年2月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月9日、様々な食品分類における食品添加物としてのグルコシル化ステビオール配糖体(glucosylated steviol glycosides)の安全性評価に関する科学的意見書(2021年12月15日採択、22ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2022.7066)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、様々な食品分類における新たな食品添加物としての使用を提案されたグルコシル化ステビオール配糖体の安全性を評価した。
 グルコシル化ステビオール配糖体は、親化合物のステビオール配糖体に1~20個のグルコースが結合した混合物から構成されている。グルコシル化ステビオール配糖体は95 %以上(デキストリンを含まない、乾燥物基準)の総ステビオール配糖体から成り、グルコシル化及び親化合物のステビオール配糖体から構成される。グルコシル化ステビオール配糖体は、Anoxybacillus caldiproteolyticusの非遺伝子組換え株由来のシクロマルトデキストリングルカノトランスフェラーゼ(CGTase)(EC 2.4.1.19)を用いた酵素による生物変換によって製造される。この酵素は、ステビアレバウディアナの乾燥葉から分離したステビオール配糖体混合物へのでんぷんからのグルコース転移を触媒する。
 FAFパネルは、グルコシル化ステビオール配糖体の代謝は既に認可されたステビオール配糖体に十分類似しており、EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)がステビオール配糖体(E 960)に対して以前に評価した毒性学的データは食品添加物としてのグルコシル化ステビオール配糖体の安全性を裏付けると考えた。ステビオールとして表されるステビオール配糖体の既存の許容一日摂取量(ADI)である4 mg/kg体重/日は、グルコシル化ステビオール配糖体にも適用可能である。FAFパネルは、提案された用途及び使用レベルにおける新たな食品添加物としてのグルコシル化ステビオール配糖体の使用に安全性の懸念はないと結論付けた。FAFパネルは、グルコシル化ステビオール配糖体について申請者が提案した、分析、定義、及びヒ素の最大値に関する規格にいくつか修正を加えることを勧告した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7066
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