食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05760280316
タイトル ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)、食品中の残留農薬に関する国レベルのモニタリング結果を公表
資料日付 2022年1月13日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は1月13日、食品中の残留農薬に関する国レベルのモニタリング結果を公表した。概要は以下のとおり。
 日常的に摂取される食品の残留農薬による汚染は僅かであった。しかし、2020年においては、前年までとは対照的に残留基準値(MRL)を僅かに超過していた。全般的には、残留農薬は引き続き低レベルにある。
 各州の当局によるモニタリングが行われ、食品18
,921検体について、最大で1
,048種類の物質に関して検査が行われた。食品の種類により結果に明確な違いが見られた。摂取頻度の高いにんじん、ばれいしょ及びりんごや、いちご又はアスパラガスなどの季節の作物は、MRLを超過することがほとんどない又は全くない年が続いている。100検体以上について検査が行われた食品のうち、MRLを超えていたのは、ザクロ(22.9 %)、冷凍ブラックベリー(13.9 %)、生鮮ハーブ(13.3 %)及び乾燥豆類(7.6%)であった。
 通常栽培の作物と比べ、オーガニック食品では、残留農薬が検出される割合はより少なかった。残留農薬が定量限界未満であった検体の割合は、有機栽培由来の検体では3分の2であったが、通常栽培由来の検体では3分の1に留まった。
 また、商品における負荷は原産国によって異なった。ドイツ産の食品では、MRLを超過した検体の割合は2.0 %(2019年1.0 %)、他の欧州連合(EU)加盟国産では前年同様1.3 %、非EU加盟国産では7.8 %(2019年6.5 %)であった。割合が増えた背景として、原産国において、気象条件を理由に植物保護製剤の使用が増えることなど、多様な要因が考えられる。
 報告書のサマリー(10ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.bvl.bund.de/SharedDocs/Downloads/01_Lebensmittel/nbpsm/00_Berichte/NBPSMR_Kurzfassung_2020.pdf?__blob=publicationFile&v=3
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
URL https://www.bvl.bund.de/SharedDocs/Pressemitteilungen/01_lebensmittel/2022/2022_01_13_PM_PSMR.html
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