食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05760260391
タイトル 英国健康安全局(HSE)、有効成分チアメトキサムを含有する製品Cruiser SBの緊急認可に関する報告書(影響評価)を公表
資料日付 2022年1月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康安全局(HSE)は1月14日、有効成分チアメトキサムを含有する製品Cruiser SBの緊急認可に関する報告書(影響評価)を公表した。概要は以下のとおり。
 2021年、HSEは、全国農業者組合(NFU)砂糖部門及びBritish Sugarから、ネオニコチノイド系農薬を含有する製品をてんさい(sugar beet)の種子処理に使用することの緊急認可申請を受け取った。Cruiser SBは、種々の害虫及び害虫が媒介するウイルスの防御を意図して使用される。
 これを受け、HSEは、当該申請に関する評価についてまとめた「緊急登録に関する報告書」(ERR)を完成させた。当該報告書は以下に言及している。
・環境リスクに関する評価
・緊急認可を許可するために義務付けられている5種類の試験が条件を満たしているかに関する評価
・NFU砂糖部門及びBritish SugarがHSEに提出した申請内容
 HSEの結論から抜粋
・提案されている用途に由来する便益、リスク、及び「委員会規則(EC) No 1107/2009の第53条」が義務付ける試験が条件を満たしているかについて述べられている。その後、HSEは、総合的なバランスから、及び「必要性」試験に関する記述にあるとおり、HSEは認可を支持しないと結論付けた。
・当該申請は、農薬に関する専門家委員会(ECP)による検討が行われた(2021年9月28日)。
・ECPは、提案されている用途を支持しなかったものの、もしも認可が付与される場合は、当該用途が、開花マージン作付け(planting flowering margin)を含む農業環境スキームに携わる生産者にどのように影響するかについて更なる検討を行う必要があるとの助言を行った。
・総じて、ECPの一連の助言は、必要性試験は条件を満たしていないという結論を含む、上記のHSEの結論を変えるものではない。HSEは、2022年にウイルス性病原体のリスクが高まった場合にCruiser SBを使用すれば、潜在的なリスクは作物保護の便益を上回ると判断する。
 報告書(237ページ)は以下のURLから入手可能。
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1046721/The_Health_and_Safety_Executive_s_emergency_registration_report_for_Cruiser_SB.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康安全局(HSE)
情報源(報道) 英国健康安全局(HSE)
URL https://www.gov.uk/government/publications/cruiser-sb-emergency-registration-report
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