食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05750320476 |
タイトル | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、公報No1を公表 |
資料日付 | 2022年1月11日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)は1月11日、公報No1を公表した。概要は以下のとおり。 1. 農薬とその表示の認可(71製品) 2. 動物用医薬品とその表示の認可(27製品) 3. 有効成分の認可(19成分: Lambda-cyhalothrin等) 4. 有効成分フロリルピコキサミド(florylpicoxamid) APVMAは新規有効成分フロリルピコキサミドの承認申請を受理している。APVMAによる有効成分フロリルピコキサミドの評価概要は以下のとおり。 ・APVMAは、有効成分フロリルピコキサミドの化学的側面(物理化学的性質、安定性、同定、スペクトル、製造工程、品質管理手順、バッチ分析結果、分析方法)を評価し、許容できると判断した。 ・APVMAは、フロリルピコキサミドの毒性学的側面を検討し、この有効成分の承認に関して毒性学的な懸念はないと結論づけた。フロリルピコキサミドの許容一日摂取量(ADI)は 0.1 mg/kg体重/日に設定され、急性参照用量(ARfD)は必要ないとされた。技術的有効成分であるフロリルピコキサミドには、毒性学的に重要な不純物は確認されていない。 ・提供されたデータ及び毒性学的評価により、フロリルピコキサミドの有効成分規格を以下のように設定することを提案する。 成分 レベル フロリルピコキサミド 930 g/kg 以上 ・使用される原料及び合成経路の結果として、毒性学的に重要な他の化合物がフロリルピコキサミド中に存在することはないと考えられる。 ・APVMAは、提案されているフロリルピコキサミドの輸入及び使用が、その取り扱い及び使用中に曝される人々の安全に対して過度の毒性学的な危険を及ぼさないと確信している。 APVMAは、農薬及び動物用医薬品コード(「Agvetコード」)のセクション12に基づき、当該有効成分が承認されるべきかどうかについて、関係者からの書面による提出を要請する。提出物は、Agvetコードのセクション5Aに規定される安全性基準が満たされているかどうかを決定する際に考慮される事項のみに関するものである。提出書類には、その根拠となる理由を記載する。提出物は、本通知の日付から28日以内にAPVMAが受領する必要がある。APVMAへのすべての提出物は、電子メール、又は郵送により書面で確認される。 5. フロリルピコキサミドを含有するTelbek Adavelt有効殺菌剤 APVMAは、新たな有効成分であるフロリルピコキサミドを含有する新製品Telbek Adavelt有効殺菌剤の登録申請を受理している。 提案されている用途は、小麦におけるコムギ葉枯病菌(Zymoseptoria tritici)の防除を目的としている。 1994年の農薬及び動物用医薬品コード法に合わせてスケジュール調整されているAgvetコードの第14条(1)(C)の要件に従った当該製品のAPVMAによる評価の概要は以下のとおり。 1)APVMAは、申請書を評価し、Agvetコードのセクション5Aに記載された定義に従って、安全性に関連する評価において以下の決定を提案する。 ・APVMAは、当該製品の提案された使用が、その取り扱い及び使用する人々の安全に過度の危険を及ぼすことはないと確信している ・APVMAは、当該製品のリスク評価を実施し、安全に使用できると結論づけた。 ・APVMAは、当該製品の提案された使用が、その残留物を含むものを使用する人々の安全に過度の危険を及ぼすことはないと確信している。 ・APVMAは、当該製品の提案された使用が、製品ラベルの指示に従って使用した場合、動物、植物、又は環境に意図しない有害影響を及ぼす可能性が低いと確信している。 2)APVMAは、申請書を評価し、Agvetコードのセクション5Bに記載された定義に従って、有効性に関連する評価において以下の決定を提案する。 ・有効性の評価に関して、APVMAは、製品ラベルの指示に従って使用された場合、当該製品の有効性を裏付ける試験のデータが、当該製品が提案された使用において有効であることを十分に証明していると確信している。 3)APVMAは申請書を評価し、Agvetコードのセクション5Cに記載された定義に従って、取引基準に関連した評価において以下の決定を提案する。 ・APVMAは、当該製品の提案された使用が、オーストラリアの主要な輸出商品を生産する動物に使用されるものではないため、オーストラリアとオーストラリア以外の地域との間の貿易に悪影響を及ぼさないと確信している。 APVMAは、Agvetコードのセクション13に従い、Telbek Adavelt有効殺菌剤を登録すべきかどうかについて、関連する書面での提出を募集する。提出物は、安全性、有効性、又は取引基準を判断する際に考慮するようAPVMAが要求する事項にのみ関連するものとする。提出物には、根拠となる理由を記載する必要がある。提出物は、本通知の日付から28日以内にAPVMAが受領する必要がある。APVMAへのすべての提出物は、電子メール、又は郵送により書面で確認される。 公報No.1(PDF版46ページ)は以下のURLから入手可能。 https://apvma.gov.au/sites/default/files/gazette_no_1_tuesday_11_january_2022.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
情報源(報道) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
URL | https://apvma.gov.au/node/95756 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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