食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05740820160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、日本から英国に輸入される食品の規制に関する変更を巡り意見募集を開始
資料日付 2021年12月10日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は12月10日、日本から英国に輸入される食品の規制に関する変更を巡る意見募集を開始した。概要は以下のとおり。
 2011年3月の福島第一原子力発電所における事故以来、欧州連合(EU)は日本からの食品輸入に対して規制を行っている。
 FSAは、これらの諸規制に関するレビューの実施を計画中である。食品安全及び公衆衛生上の助言を関係閣僚に提供することが狙いであり、今後、物事を進める上でこれらの規制が必要かに関して決定を行うための判断材料となる。
 日本から英国に輸入される食品の大半については、すでに規制もなく、放射性物質レベルの検査も行われない。日本の特定の地域に由来する限られた数の製品に関してのみ規制が行われている。対象となるのは、該当する地域における魚、野生のきのこ及び山菜(foraged Japanese vegetables)の多くの種類である。
 放射性物質に関する食品安全上の責任あるリスク分析の結果、この10年で規制は徐々に緩和されてきた。英国がEUから離脱したことを受け、当該リスク分析の任務は、イングランド、ウェールズ、北アイルランドのFSA及びスコットランド食品基準局(FSS)が担う。
 FSAの科学者チームは、英国保健省の「環境における放射線の医学的側面に関する委員会」(COMARE:Committee on Medical Aspects of Radiation in the Environment)の協力を得て、日本から英国に輸入される食品における放射性セシウムの最大基準値(100 Bq/kg)を撤廃しても、英国の消費者における放射線量及び関連するいかなるリスクも、上昇は無視できるレベルであると考えられると結論付けた。
 現在、ステークホルダーに加え、より広範な人たちを対象に、次の段階に向け英国が取りえる選択(現在の規制を維持する、現在の規制を全廃する、あるいは、輸入数量がより少ない製品にも規制を適用する)に関する意見募集が行われている。
 FSAのRebecca Sudworth政策担当部長は、「輸入規制は、2011年の福島原子力発電所事故を受け、緊急措置として導入された。英国に輸入される福島産の製品は少量であり、主に、日本食を喫食する消費者のためのケータリング及び日本食品に特化したレストラン向けである。それ以降、当初の規制は、欧州委員会による定期的なレビューが行われてきた。この一連のプロセスにおけるFSAの優先事項は食品が安全であることであり、消費者の利益はあらゆる任務の中心に位置付けている。FSAは、引き続き、最新の科学及びエビデンスに基づく偏向のない専門的な助言を提供する。また、英国に輸入される全ての食品に現行の優れた基準を遵守させ、消費者の利益が守られることを保証する」と述べた。
 意見募集は2022年2月11日まで行われる。
 意見募集の詳細は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/Fukushima%20import%20controls%20consultation%20-%20final.pdf
 報告書「福島第一原子力発電所事故後、英国の輸入における放射線評価」(PDF版、189ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/Post%20Fukushima%20Nuclear%20Power%20Station%20accident%20-%20UK%20Import%20Radiological%20Assessment_0.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/consultation-launched-ahead-of-possible-changes-to-fukushima-import-controls

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