食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05740390149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食事由来ばく露評価のための存在量データの取り扱いに関するテクニカルレポートを公表
資料日付 2021年12月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2021年12月21日、食事性ばく露評価のための存在量データの取り扱いに関するテクニカルレポート(2021年12月16日承認、28ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2021.EN-7082)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、欧州連合(EU)レベルにおける様々な領域(汚染物質、食品添加物、残留農薬及び動物用医薬品残留物(VMPR)等)に関連する食品及び飼料中の化学物質の存在量に関するデータを収集することを任務としている。各国の食品管理当局、研究機関、学界、食品事業者及びその他の利害関係者は、標準検体モデル2(Standard Sample Description 2)のフォーマットでEFSAにデータを提出している。
 信頼性の高い食事性ばく露及びリスク評価のための重要な前提条件は、存在量データが調和され、正確なことである。内容の問題、不一致又は不完全な情報は、特にこれらのデータが様々な国と機関から収集されている場合、EFSAの科学的アウトプット文書のために実施される食事性ばく露の正確性に大きな影響を与える可能性がある。
 ばく露評価がリスク評価の重要な要素であることを考慮し、本レポートでは、存在量データに影響を与える問題点を解決するためのガイダンスを提案する。食品及び飼料中の汚染物質、食品添加物及び食品中の残留農薬のレベルに関連する存在量データのクリーニング及びさらなる調整を扱っている主にEFSAのばく露評価者の使用を意図しているが、食品中の化学物質への食事性ばく露評価を扱うどのようなばく露評価者にも使用可能である。食事性ばく露評価に使用する存在量データに影響を与える可能性のある最も頻繁に生じる問題点が特定された。
それらは、サンプリング戦略、プールされた試料、原産国、サンプリング月日、利用できない分析法、検出及び定量限界に関する問題、検出能力以下のデータ、回収、全重量ベースで表されていないデータ、定性的な存在量データ、「作物としての穀物」に関する変換係数及び存在量データである。
 本レポートでは、これらの問題点を紹介し 食事性ばく露を推定するために使用する化学物質の存在量データのクリーニング及び作成中に特定された問題への適切な対処法について実践的な指示を与える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-7082
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。