食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05731250141
タイトル ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)、食品寄付に関する規制影響分析(RIA)プロジェクトの詳細を公表
資料日付 2021年11月18日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)は11月18日、食品寄付に関する規制影響分析(RIA)プロジェクトの詳細を公表した。概要は以下のとおり。
 2021年、ANVISAは衛生的な安全性を伴う食品寄付規制化の規制影響分析(RIA)のプロセスを開始した。これは、食品廃棄に対する取組みと、ヒトの消費のための余剰食品の寄付を規定している「食品寄付法(法律 14.016/2020)」に関連した、衛生規制におけるニーズを特定するための体系的な調査である。
 国内での食品寄付を規制する法律14.016/2020は、2020年6月24日に出された。この寄付とは、経済的・社会的に脆弱な状況にあり、自分自身や扶養家族に食料を提供できない人々のために、食料へのアクセスを確保することを目的とした行動である。その際、単に寄付を許可するだけではなく、寄付された製品の衛生的な安全性を保証するために、リスクなく寄付が行われるための基準や条件を検討することが重要である。そこでANVISAは、この問題に関連するプロジェクトを「規制アジェンダ2021-2023」の「3.10 - 衛生的な安全性を伴う食品寄付の規制化」として盛り込み、その目的は「衛生的監視の対象となる製品およびサービスへの国民の安全なアクセスを確保する」こととしている。
 2021年8月、衛生検査・監督総局(GGVIS)と連動する食品・化粧品・除菌製品の衛生検査・監督総局(Giali)は、汎米保健機構(PAHO)の助言を得て、衛生的な安全性を伴う食品寄付規制化のRIAの作業を開始した。
 RIAは、規制上の問題を特定した上で、意図した目的の達成に向け採用される規制上の代替案がもたらすと考えられる影響を評価しようとしている。この評価では、初期段階からエビデンスを集め、影響を受けるエージェント及び関心を持つエージェントとの協議を行う。ANVISAは、このプロジェクトの実施にあたり、食品提供者、受取人、受益者、規制当局を代表する様々なプレーヤーの参加を促したいと考えている。そのため、ANVISAは本テーマの関係者との仮想会議を推進してきた。
 本年度末から2022年の初めにかけ、衛生サーベイランスの分野でこの問題に対処するための適切な代替案を特定するために、いくつかのディスカッションワークショップが開催される。規制プロジェクトのサーベイランスパネルにアクセスし、ANVISAポータルで規制プロセスTAP74/2021の進行状況を確認できる。
 当該RIAについては以下URLにおいて閲覧可能。
https://www.youtube.com/watch?v=Jt47izGtXvw
 規制プロジェクトのサーベイランスパネル
https://app.powerbi.com/view?r=eyJrIjoiZjZmZjJlM2YtODA1OS00NTY1LThiZjYtOWY1OTM4MmI3NjU5IiwidCI6ImI2N2FmMjNmLWMzZjMtNGQzNS04MGM3LWI3MDg1ZjVlZGQ4MSJ9
地域 中南米
国・地方 ブラジル
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ブラジル国家衛生監督庁(ANVISA)
URL https://www.gov.br/anvisa/pt-br/assuntos/noticias-anvisa/2021/saiba-mais-sobre-o-projeto-regulatorio-de-doacao-de-alimentos
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。