食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05730760160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、世界抗菌薬啓発週間(WAAW)に当たりメッセージを公表
資料日付 2021年11月24日
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分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は11月24日、世界抗菌薬啓発週間(WAAW)に当たりメッセージを公表した。概要は以下のとおり。
 本日は「World Antibiotic Awareness Week (WAAW) 2021」の最終日である。FSAが支持する当該キャンペーンは「より多くの人たちに知ってもらい、薬剤耐性を止めよう」をテーマに、世界規模の薬剤耐性に対する認知度を高め、一般消費者、医療従事者及び政策立案者における最良の慣行を促すことが狙いである。
 抗菌性物質とは、ヒト及び動物の両方で細菌感染症の治療に使われる抗生物質など、微生物を殺したり、その生育を阻害したりする物質のことである。細菌が変化して抗菌性物質の効果から生き延びる方法を見出した場合、これは「薬剤耐性(AMR)」と呼ばれ、抗菌性物質や抗生物質の使用が増えれば増えるほど、細菌が耐性化する可能性が高くなる。これは、薬剤による治療が困難な感染症を引き起こす可能性があり、公衆衛生上のリスクとなるため、大きな懸念事項である。
 薬剤耐性(AMR)対策は、英国政府にとって、国レベルで優先的に取り組むべき問題である。政府は、AMRに関する新たな20年間の展望及び2024年までの5年間の国家行動計画(NAP)を策定した。当該計画には、AMRの食品汚染と拡大を抑制するためのより優れた食品安全の重要性に特化した欄があり、研究、サーベイランス及びフードチェーン全体にわたる優良規範の促進を通してAMR及び食品安全に関するエビデンス基盤を強化することに重点が置かれている。
 WAAWに合わせ、FSAは以下の2件の報告書を公表した。
 「特定の非加熱喫食用(RTE)食品における耐性遺伝子の負荷」(2021年9月)(206ページ)
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/FS301050%20Research%20Report%20final%201211%202.0%20test%20reading%20order.pdf
 「最終報告書:英国の市販肉由来の大腸菌におけるAMRに関する最新調査(欧州連合(EU)の整合性の取れたサーベイランス)(2020年-Year 6、鶏肉)」(2021年9月21日付け)(85ページ)
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/eu-harmonised-surveillance-of-antimicrobial-resistance-amr-in-e.-coli-from-retail-meats-in-uk-2020-year-6-chicken-report.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/food-standards-agency-backs-campaign-to-spread-awareness-stop-resistance
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