食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05730560297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、オジロジカのSARS-CoV-2の監視に関するOIE声明を公表
資料日付 2021年12月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は12月3日、オジロジカのSARS-CoV-2の監視に関するOIE声明を公表した。概要は以下のとおり。
 最近の科学的研究により、北米のオジロジカ個体群で高い割合のSARS-CoV-2感染が明らかになっている。野生生物の個体群レベルで当該ウイルスが検出されたのはこれが初めてである。当該発見により、オジロジカがSARS-CoV-2の保有宿主(reservoir)になる可能性があるかどうかを判断し、他の動物や公衆衛生への影響を評価するための更なる研究が必要となった。オジロジカは感染の臨床症状を示さないので、オジロジカが無症状の保有宿主(silent reservoir)になる可能性について監視が必要である。
 現在、オジロジカからヒトへのSARS-CoV-2の伝播のエビデンスはないが、ヒトによるオジロジカ個体群へのウイルスの導入が複数あったとみられる。OIEは、野生生物との不必要な交流を避け、森林地帯にシカや他の野生生物が摂取したり接触したりする可能性のある、ヒトの排泄物や物体を残さないように、狩猟者及び野生生物と共に生活している又は働いている人々の意識を高めることを各国に奨励する。
 オジロジカの個体群においてSARS-CoV-2が広範囲に循環しているにもかかわらず、当該ウイルスは大きく変異していないとみられる。このことにより、ヒトに害を及ぼす可能性のある新しいウイルス株の出現に対する懸念は軽減されるが、当該ウイルスの野生生物への侵入が生態系に及ぼす影響を理解するために、より多くの情報を収集する必要がある。したがって、OIEは、各国及びその他の関係者に次のことを求めている。
1. 奨励:動物衛生を促進し、環境とヒトの健康を保護するための鍵となるパートナーシップである、各国の獣医サービスと野生生物当局との間の協力を奨励する。
2. 情報提供:オジロジカ又は他のシカ科動物に関する科学的関連研究を含む、SARS-CoV-2に関する野生生物の監視の現状及び監視の取り組みについて、電子メール(※訳注:メールアドレス表記省略)を介してOIEに情報提供する。
3. 監視:全ての地域のシカ科動物個体群を監視し、可能な場合は検査して、オジロジカの個体群内や他種のシカや野生生物種の間での感染の広がりについて理解を深める。
4. 共有:公的に利用可能なデータベースを通じて、動物監視研究から得た全ての遺伝子配列データを共有する。
5. 報告:動物のSARS-CoV-2確認症例を、OIE-WAHISを通じてOIEに報告する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(WOAH)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL https://www.oie.int/en/oie-statement-on-monitoring-white-tailed-deer-for-sars-cov-2/

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