食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05730500295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、「薬剤耐性についてのFAO行動計画2021-2025(The FAO Action Plan on Antimicrobial Resistance 2021-2025)」を発表
資料日付 2021年11月19日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は11月、「薬剤耐性についてのFAO行動計画2021-2025(The FAO Action Plan on Antimicrobial Resistance 2021-2025)」を発表した。概要は以下のとおり。
 薬剤耐性(AMR)のため、薬剤耐性菌感染症はヒト、動物、植物及び環境の衛生にますます大きな負担をかけている。薬剤耐性菌感染症は、主要な死因となる可能性がある。AMRにより、数千万人以上の人々が極度の貧困、飢餓及び栄養不良に陥る可能性があり、それに伴う経済的損失は国内総生産の数%に上ると予測されている。しかし我々が迅速に行動すれば、このような事態を防ぐことは可能である。
 当該計画文書は、食品及び農業分野におけるAMRへの対応に向けたグローバルな取組みを集約するためのロードマップとして機能する当該計画の概要を説明するものである。当該計画の目的は、FAOの支援のための戦略的優先事項及び専門分野への注意を喚起することにより、AMRへの取組みに向けた多分野にわたる国家行動計画の策定と実施の進捗を加速させることにある。
 当該計画は、陸上及び水生動物の衛生並びに生産、作物生産、食品及び飼料の安全性、遺伝資源、天然資源管理、リスクコミュニケーション、行動変容など、関連するすべての側面が考慮されるよう、規制の枠組み、基準、規範設定、集団行動のボトムアッププロセスに注意を払いながら、学際的なFAOチームによって作成された。協力して取り組むことで、食料システム、生活及び経済は、治療不可能な病気による不安定要素からよりよく守られるであろう。
(以下、当該計画文書のエグゼクティブサマリーから抜粋)
 当該計画ではFAOの活動のプログラム作成において指針となる5つの目標を定めている。当該計画は主に加盟国の能力構築のためのFAOの支援のガイドとして役立てることを意図しており、政策文書ではない。また当該計画は加盟国の要求に対応するための柔軟性を備えており、提示された活動への加盟国の参加は任意である。(AMRに対する)取り組みへの注力を支援し進捗を加速させるための5つの重要な目標は以下のとおり。
1. ステークホルダーの認識及び関与の向上
2. 監視及び研究の強化
3. 優良実施規範の実現
4. 抗菌性物質の責任ある使用の促進
5. ガバナンスの強化及び持続可能なリソースの割り当て
 当該計画はまた、FAO加盟国のニーズに合った国家行動計画の開発及び展開の一助となるリザルトチェーン及び主要な活動の詳細なリストを含んでいる。
 当該計画文書(46ページ)は以下URLより閲覧可能。
http://www.fao.org/3/cb5545en/cb5545en.pdf
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL https://www.fao.org/documents/card/en/c/cb5545en
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