食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05720090108 |
| タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、グリホサート、アトラジン及びシマジンの生物学的評価最終版を公表 |
| 資料日付 | 2021年11月12日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は11月12日、グリホサート(glyphosate)、アトラジン(atrazine)及びシマジン(simazine)の生物学的評価最終版を公表した。概要は以下のとおり。 公募意見の検討後、EPAは、様々なイネ科雑草及び広葉雑草を防除するために使用される3種類の除草剤、グリホサート、アトラジン及びシマジンの生物学的評価(BE)を最終決定した。 EPAはまた、BE草案並びに受け取った意見及びEPAの回答について要約文書を公表した。BEは、米国の絶滅危惧種及びそれらの指定重要生息地に対する農薬の潜在的な影響に関するEPAの分析を含む文書である。これには、農薬がこれらの種及び生息地のいずれかに「影響を及ぼす可能性がある(may affect)」、または「悪影響を及ぼす可能性が高い(likely to adversely affect、LAA)」等の結論が含まれている。 EPAは、グリホサート、アトラジン及びシマジンを評価して、種の保存法(Endangered Species Act、ESA)にリストされた1種類以上の生物種又はそれらの指定重要生息地に影響を与える可能性があるかどうかを判断した。当該BEは、これらの化学物質の全てが、特定のリストされた生物種又はそれらの指定重要生息地いずれかに影響を及ぼす可能性があり、悪影響を及ぼす可能性が高いことを確認した。これらの評価は、これら3種類の除草剤を含有する農薬製品の全ての登録された用途及び承認された製品ラベルを網羅している。 この「悪影響を及ぼす可能性が高い(LAA)」の判定は、EPAが、リストされた様々な種の中で、少なくとも1種類の動物又は植物の個体が、ある影響(悪影響となるであろう)を与えるのに十分なレベルで農薬にばく露される可能性があることが合理的に予想されることを意味する。BEの当該LAA閾値は非常に感受性が高いものであり、その理由は、ある生物種の1個体でさえも「取り込む(take)」可能性(これには意図しない危害及び死亡を含む)が、LAA判定の引き金となるためである。これは、ある生物種がリストされる必要がないところまで、ほぼ回復した場合でも当てはまる。その結果、これらのBEには多数の「may affect」及び「LAA」の判定がある。ただし、LAAの判定は、必ずしも、ある農薬がある種を危険にさらしていることを意味するわけではない。危険性判定は、米国魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)及び米国海洋漁業局(National Marine Fisheries Service)(合わせて「両局」)によって、種全体に対する農薬の影響を評価する正式な協議の過程において作成される予定である。 2021年初頭、アトラジン及びシマジンの登録者は、ハワイ州、アラスカ州及び米国領土でのアトラジン及びシマジンの使用の自主的な禁止と、それらの製品登録から特定の使用を削除するよう請求した。EPAは、2021年6月23日に使用取り消し請求の受領通知を発行し、2021年11月1日に特定の使用を終了させ、アトラジン及びシマジンを含む特定の製品を取り消す最終通知を発行した。これらによって、アトラジン及びシマジンのBE最終版ではLAA判定の数を効果的に減らした。 2021年1月、唯一のプロパジン(propazine)登録者が残りの製品登録を自主的に取り消すことを請求した。 2021年6月8日、EPAはプロパジンの最終取消指令を発行し、米国で登録された最後のプロパジン製品を終了させたため、EPAはプロパジンのBEを完了しなかった。 両局は、これら3種類の除草剤に関するEPAのBE最終版の情報を用いて、生物学的意見書(BiOps)を作成する予定である。 各農薬の生物学的評価最終版は、以下のURLのページから入手可能。 ・グリホサート https://www.epa.gov/endangered-species/final-national-level-listed-species-biological-evaluation-glyphosate ・アトラジン https://www.epa.gov/endangered-species/final-national-level-listed-species-biological-evaluation-atrazine ・シマジン https://www.epa.gov/endangered-species/final-national-level-listed-species-biological-evaluation-simazine |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | 米国 |
| 情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
| 情報源(報道) | 米国環境保護庁(EPA) |
| URL | https://www.epa.gov/pesticides/epa-releases-final-biological-evaluations-glyphosate-atrazine-and-simazine |
利用上の注意事項
本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。1 情報の収集・要約・翻訳について
(1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。(2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
(3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
(4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
(5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。
2 掲載情報と食品安全委員会の立場について
(1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。(2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
(3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
(4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。
3 利用者の責務
(1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。(2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
(3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。
