食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05710360105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、「魚介類の摂取に関する助言」の更新について公表
資料日付 2021年10月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は10月28日、「魚介類の摂取に関する助言」の更新について公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、「米国民向け食事ガイドライン(DGA)2020-2025年」の推奨事項が取り入れられた、魚介類の摂取に関する最新の助言を公表した。米国環境保護庁(EPA)と協力して行われた当該更新は、2019年が最終更新であった助言を改訂したものである。当該助言においては、魚類及び甲殻類・貝類に対して「魚介類」を用いている。
(1)新しい情報
保護者、保育者及び妊娠中あるいは妊娠の可能性のある人、母乳育児中の人にとって、水銀に基づいて、どの魚介類を(自身が)摂取するのかあるいは子供に与えるのか、またどのくらいの量を摂取するのかの選択において、FDAの助言が役立つであろう。更新された助言には、次のような新しい情報が含まれている。
1. 1歳の小児は、(「最良の選択(Best Choices)」一覧表にある)魚介類を、週に2回、約1オンス(28 g)摂取してよい。
2. 中程度(moderate)の科学的エビデンスにより、小児の認知発達を助ける可能性が示されているので、妊娠中の魚介類の摂取は推奨される。
3. 魚介類は、小児の脳、免疫系、及び脊髄の発達にとって重要な栄養素を供給する。栄養素、ω-3系及びω-6系脂肪酸、鉄、ヨウ素、並びにコリンは脳の発達を支える。コリンは、小児の脊髄の発達も支える。鉄及び亜鉛は小児の免疫系を支えている。
4. 強固な(strong)エビデンスにより、健康的な食事の一環として魚介類を摂取することが心臓の健康を助ける可能性があることが示されている。中程度の科学的エビデンスにより、魚介類を含む健康的な食事が、過体重又は肥満になるリスク、及び股関節部の骨折、結腸がん、並びに直腸がんのリスク低減に関連していることが示されている。
FDAは消費者が利用できるよう新しいインフォグラフィックスも作成している。
(2)何が同じままであるか
魚介類の摂取に関するFDAの全体的な助言に変更はない。より分かり易くなるよう見た目は変更した。一覧表にある魚介類の種類は、いずれも追加あるいは削除しなかった。一覧表で様々な種類の魚介類をどのように分類するかは変更しなかったが、水銀がより低いとDGAに記載された「最良の選択」の魚介類のサブセット(部分集合)を示した。当該サブセットは、水銀を制限するためのFDAの助言に従いながら、政府の食品プログラムや小児らに食事を与える他の人々がDGAで推奨されている量の魚介類を提供するのに役立つであろう。
 また、推奨される食数や1食分の量も変更しなかった。妊娠中又は授乳中の人々は週に2食分から3食分(8から12オンス(約227gから340g)を摂取することが推奨され、小児らが週に2回(年齢に応じて、合計2~8オンス(約57gから227g))、表の「最良の選択」カテゴリの魚介類を摂取すべきであることを明らかにしている。
(3)これからの予定
FDAの行動計画「ゼロにより近づける(Closer to Zero)」の一環として、FDAの計画は、乳幼児によって摂取される食品(魚介類を含む)中の水銀に関する現在の研究を評価することであり、これは2022年に開始する。これらの食品源を評価する際に、有害成分(水銀等)と有益な成分(栄養素等)の両方を考慮し、小児の発達におけるそれぞれの役割と相互作用する役割を評価して、食事における魚介類の役割をより総合的に見ていく予定である。我々の目的は、食事全体の文脈における魚介類の摂取に関する科学を最新の状態で理解することである。これは、将来、魚介類の助言を更新するかどうか、またどのように更新するかを決定するのに役立つであろう。
詳細情報は、以下のURLから入手可能。
・魚介類の摂取についての助言
https://www.fda.gov/food/consumers/advice-about-eating-fish
・魚介類の摂取についての助言に関するQ&A
https://www.fda.gov/food/consumers/questions-answers-fdaepa-advice-about-eating-fish-those-who-might-become-or-are-pregnant-or
・2021-2025米国民向け食事ガイドライン
https://www.dietaryguidelines.gov/sites/default/files/2021-03/Dietary_Guidelines_for_Americans-2020-2025.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-updated-advice-about-eating-fish

利用上の注意事項

本データベースに掲載された情報の利用の際は、以下1、2をご理解ください。ご利用に当たって、以下3に同意したものとみなします。

1 情報の収集・要約・翻訳について

 (1) 掲載情報は、食品安全に関係する国際機関や国内外の政府機関等の公式ウェブサイト等から収集しています。ただし、すべての国や関係機関を網羅し、また各機関が公表しているすべての情報を収集しているわけではありません。
 (2) 掲載情報は、発信元の機関から提供されている情報の趣旨を出来る限り改変しないよう翻訳・要約しています。
 (3) 掲載情報の翻訳には、細心の注意を払っているが、誤訳や間違いを含む可能性があります。掲載情報と情報発信元の文章に相違がある場合は、情報発信元の文章が常に優先されます。
 (4) 掲載情報は、情報収集時点のものであり、その後の新たな知見等により更新されている可能性があります。情報元のURLや記事内のリンクについては、リンク切れとなっている場合があります。
 (5) 食品安全委員会が行った翻訳及び要約内容について、情報発信元の機関に確認は行っておりません。

2 掲載情報と食品安全委員会の立場について

 (1) 食品安全委員会は、国際機関、海外の政府機関や研究機関の情報をありのままにわかりやすく提供することがリスクコミュニケーションに資するものと位置付け、発足以来、本データベースを運用しています。
 (2) 本データベースは、海外の評価機関、研究機関の公表情報を翻訳・要約・集約したものであり、食品安全委員会としては、掲載情報の内容を検証しておらず、具体的には、その正誤及び真偽を一切確認していません。また、科学的な観点からの正確性を保証するものではありません。
 (3) 本来は、収集された情報に対し食品安全委員会としての見解を付与しデータベースに掲載することが最善ではありますが、日々収集される情報1つ1つの内容を確認・検証し、食品安全委員会としての見解をまとめることは不可能であることから、やむを得ず情報発信元の情報をそのまま掲載しております。
 (4) このため、掲載されている情報に記載されている意見・見解・主張は、情報発信機関又はその情報内で取り上げられている機関等によるものであり、食品安全委員会の考え方と異なる場合があります。

3 利用者の責務

 (1) 情報の利用に当たっては、必ず利用者自らが情報発信元の公式サイト等で最新の情報を確認し、利用者自身の責任で行うこと。専門的又は法的な判断が必要な場合には専門家に相談するなどにより最新の正確な情報を入手すること。
 (2) 2(2)~(4)のとおり、掲載されている情報は、
  ① 食品安全委員会として内容の正誤及び真偽を一切確認しておらず、
  ② 食品安全委員会の考え方とは異なる場合があることから、これを食品安全委員会の発信する情報として引用・転用することはせず、情報発信元の情報を直接、当該情報発信者のルールに基づき引用・転用すること。
 (3) 情報発信元の情報に誤り等があることや、掲載情報の利用によって生じたいかなる損害や不利益についても、食品安全委員会は一切の責任を負わないこと。