食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05710340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Starlinger deCONテクノロジーに基づく、使用済みPETを食品接触材料にリサイクルするために用いるBPCL社の工程の安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年10月20日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月20日、Starlinger deCONテクノロジーに基づく、使用済みPETを食品接触材料にリサイクルするために用いるBPCL社の工程の安全性評価に関する科学的意見書(2021年9月16日採択、12ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6866)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関する科学パネル」(CEPパネル)はStarlinger deCONテクノロジーを使用するBPCL社のリサイクル工程(EU登録番号RECYC220)の安全性を評価した。
 投入材料は、食品以外の消費者用途のPETを5%以下含む、ボトル等の回収された使用済みPETに由来する高温洗浄及び乾燥されたポリ(エチレンテレフタレート)(PET)フレークである。このフレークは、真空及び■■■■■(訳注:原文黒塗り)の条件下で高温の連続反応炉で固体重縮合(SSP)に供される前に予熱される。
 提出された負荷試験を分析し、CEPパネルは、予熱(第2段階)及び■■■■■ SSP反応炉(第3段階)における汚染除去が、工程の汚染除去の効率を決定するのに重要であると結論付けた。これらの重要な段階の性能を制御する運転パラメーター(operating parameter)は、温度、圧力、滞留時間及び■■■■■である。このリサイクル工程は、未知の潜在的汚染物質が食品中に移行するレベルを確実に0.1μg/kg食品の控えめな移行モデル以下にできることを示した。したがってCEPパネルは、本工程から得られるリサイクルされたPETは、ホットフィル(hotfill)工程の有無にかかわらず、室温での長期保存に使用する全種類の食品の接触材料の製造に上限100%使用されるまで安全性の懸念と考えられないと結論付けた。このリサイクルされたPETで製造された最終製品は電子レンジ及び従来式のオーブンでの使用を意図しておらず、そのような用途はこの評価の対象ではない。
 使用済みPETを食品接触材料にリサイクルするために用いる工程の安全性評価に関する同様の科学的意見書が以下のとおり公表された。
1. Starlinger deCONテクノロジーに基づくSulpet Plasticos社の工程
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6867
2. Starlinger deCONテクノロジーに基づくMarmara PET Levha社の工程
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6868
3. PET direct iV+テクノロジーに基づくOmorika Recycling社の工程 
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6872
4. Starlinger deCONテクノロジーに基づくUTSUMI RECYCLE SYSTEMS社の工程
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6869
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6866
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