食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05700590301 |
| タイトル | 論文紹介:「高所得国における医療施設関連集団食中毒:2001~2019年の経済協力開発機構(OECD)加盟16か国についての文献レビュー及びサーベイランス調査」 |
| 資料日付 | 2021年10月14日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | Eurosurveillance(2021 , 26(41):pii=2001278)に掲載された論文「高所得国における医療施設関連集団食中毒:2001~2019年の経済協力開発機構(OECD)加盟16か国についての文献レビュー及びサーベイランス調査(Healthcare-associated foodborne outbreaks in high-income countries: a literature review and surveillance study , 16 OEDC countries , 2001 to 2019)、著者I Boone、H Wilking(Robert Koch Institute , Department of Infectious Disease Epidemiology , ドイツ)ら」の概要は以下のとおり。 ・背景 医療施設関連集団食中毒(HA-FBO: Healthcare-associated foodborne outbreaks)(※訳注)は、特に脆弱な人々(高齢患者、免疫不全患者、5歳未満の幼児及び妊婦など)に深刻な影響を与える可能性がある。 ・目的 HA-FBOの現状を述べ、予防のための公衆衛生上の助言の提案を目的とした。 ・方法 著者らは、OECD加盟国の2001年から2018年までの間に発生した集団感染におけるHA-FBOについてPubMed、Outbreak Database(シャリテ-ベルリン医科大学)及びハンドサーチによる参照リストを用いて検索し、またドイツのサーベイランスシステム(SurvNet)で2012年から2018年までのHA-FBOについて検索した。さらに、欧州食品安全機関(EFSA)のデータを分析した。 ・結果 文献検索では、OECD加盟16か国に由来する57件のHA-FBO(主に米国(n=11)、ドイツ(n=11)及び英国(n=9))の情報が得られた。また、ドイツのサーベイランスシステムからは28件のHA-FBOの情報が得られた。集団感染数を基準とした場合、全85件のHA-FBOについて関連する病原体の上位3種は、サルモネラ属菌(n=24)、ノロウイルス(n=22)及びリステリア・モノサイトゲネス(n=19)であった。死亡者数で見た場合、リステリア・モノサイトゲネスが主要なHA-FBO原因病原体であった。高い頻度で報告された関連食品は、「混合食品(mixed foods)」(n=16)、「野菜及び果物」(n=15)、「肉及び肉製品」(n=10)であった。HA-FBOの原因として、「脆弱な患者による高リスク食品の摂取」、「不適切な時間-温度管理」、「キッチンや食品の衛生状態の不備」、「食品取扱者の病原体保有」が報告された。 ・結論 HA-FBOを防ぐためには、高リスク食品を脆弱な人々に提供することを避けるべきである。適切に機能する集団感染サーベイランスは早期の検出を容易にするが、病院、食品安全及び公衆衛生当局の間での緊密な分野横断的連携及び情報交換が必要である。 (※訳注)HA-FBOは、医療施設(病院、リハビリセンター、介護施設等)に関連して同じ疾病による患者が複数生じ、それらが場所、時間及び同じ食品源に疫学的に関連している可能性のあるもの、と著者らは定義している。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance (2021 26(41):pii=2001278) |
| URL | https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2021.26.41.2001278 |
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