食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05690370161 |
| タイトル | 英国毒性委員会(COT)、従来型プラスチック製食品接触材料の代替に関するポジションペーパーを公表 |
| 資料日付 | 2021年9月27日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | 英国毒性委員会(COT)は9月27日、従来型プラスチック製食品接触材料の代替に関するポジションペーパーを公表した。概要は以下のとおり。 1.概要 代替品は、多岐にわたっており、材料及び混合が複雑である。通常は、動植物、又は真菌バイオマスに由来し、部分又は全体が、自然界で調達可能な物質或いはバイオマスから合成される物質(さとうきび、とうもろこし及び藻類など)からできている。他に、麦わら、ミツロウ(食品用ラップの代替)、竹皮やもみ殻(紙製コーヒーカップの代替)などがあるが、これらに限定されない。 代替材料は主に以下の3つのグループに分けられる。 ・バイオベースプラスチック ・生分解性プラスチック ・堆肥化が可能な材料(compostable materials) 2. COTの結論から抜粋。 バイオベース食品接触材料(Bio-based food contact materials:BBFCMs)が関連する課題及び複雑さを認識した。同時に、BBFCMsに関する調査研究及び規制に関する複数の限界及び知見ギャップに注目した。 当該ギャップは、表示、成分組成(生分解性など)、汚染物質及び標準化などが関連する。 また、BBCFMsが食品に直接接触する場合に、従来のプラスチックと同様の安全性基準に準拠していることを実証するエビデンスは限定的なものしか存在しないことが指摘された。 COTは、BBFCMs中のナノマテリアルの存在に関する情報が全般的に欠如していることに同意した。したがって、全体的には、種々の試験条件下で考えられる全ての移行物質(ナノフィラー、可塑剤、抗菌添加剤、ミクロン及びナノサイズのプラスチック粒子など)の特定の移行に関する情報が、潜在的なハザードの特定を改善させ、考えられるばく露の推定を可能とすると考えられる。 このことは、これらのこれまでにない生分解性包装材料が同等の要件を満たすことをより実証可能とすることに繋がる。より包括的なリスク評価を行うためには、長期的なリスク評価を可能とする追加の毒性学的試験又はアプローチが必要であると考えられる。 ・健康影響評価の優先順位が高いBBFCMs及び次の段階 COTは、潜在的な健康ハザード、使用の範囲及び英国の政策に基づくBBFCMsリストに同意した。優先的にレビューが行われるべき材料は、ポリ乳酸(PLA)、でんぷん、竹のバイオコンポジット及びポリヒドロキシアルカン酸エステル(PHA)である。同リストはこれで決定ではなく、他の優先されるBBFCMsも、同じ基準で必要に応じて追加される可能性がある。 優先順位の高いBBFCMsに関する健康影響評価は、ライフサイクル評価に関する研究の枠組みで検討されるべきである。即ち、人体への間接的な影響を取り上げるための環境ハザードである。ただし、このことは、全てがCOTの業務の範疇であるとは限らなかった。英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)及びその科学専門委員会である「有害物質に関する諮問委員会」(HSAC)、経済協力開発機構(OECD)、及び英国環境庁が、環境へのより広範な影響に関してリスク評価を行っていた。ヒトの健康に対する追加の潜在性のハザードを特定するために、これらの影響に関してモニタリングを行うべきである。 政策の優先順位及びリソースが許せば、COTの作業の一環として、インテリジェント包装(スマート包装とも)や、食品包装に使われるナノマテリアルに関する更なる評価が実施される予定である。バイオセンサー及びナノコーティングも評価の対象となると考えられる。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | 英国毒性委員会(COT) |
| URL | https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/2021-09/BBFCM%20COT%20Position%20Paper_Final%20September%202021.pdf |
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