食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05690360475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、動物における薬剤耐性の監視を改善するための方策を公表 |
| 資料日付 | 2021年9月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月30日、動物における薬剤耐性の監視を改善するための方策を公表した。概要は以下のとおり。 1. 現状 健康な動物と食肉に関する薬剤耐性の監視のみが欧州レベルで調和されている。フランスを含むいくつかの国では、病気の動物を対象とした薬剤耐性の監視も実施している。ANSESは国内レベルでこの2種類の監視システムを担当している。「これらのシステムは補完関係にあり、その結果を比較することが重要である」とANSESの薬剤耐性科学部長Jean-Yves Madecは説明する。 2. 監視システムの補完性 健康な動物と病気の動物に関する薬剤耐性の監視の比較は、Microorganisms誌で発表された研究(※注1)において行われた。欧州4ヵ国、特にフランスとドイツにおける大腸菌の薬剤耐性の監視に焦点を当てた当該研究により、抗生物質や動物種に応じた耐性レベルの違いだけでなく、国や監視状況に応じた耐性レベルの違いも明らかになった。国家間での耐性レベルの違いは、抗生物質の使用法の違いによっても部分的に説明される。研究者は、健康な動物と病気の動物の監視に由来するデータの間に傾向の違いがありうることを示した。 3. 新しい欧州ネットワークの提案 別の研究論文(※注2)では、ANSESの研究者は、欧州の様々な研究機関の研究者と共に、「獣医学分野の薬剤耐性監視欧州ネットワーク(EARS-Vet)」の創設を呼びかけている。しかし、基準や現在監視対象の動物種が国によって異なるため、依然として調和を図る必要がある。 4. 他の細菌に監視を適用 薬剤耐性の監視は、まだ監視されていない細菌に適用することで改善される可能性もある。現在、定期的に監視されているのは、サルモネラやカンピロバクター等の動物からヒトへ感染する可能性のある細菌や、大腸菌のように一般的な薬剤耐性レベルのすぐれた指標となると考えられる細菌のみである。Frontiers in veterinary science誌で発表された論文(※注3)で、ANSESの研究者は、反すう動物におけるマイコプラズマ感染症例を記録する全国監視ネットワークVigimycが、この細菌群の薬剤耐性の監視にどのように結びつくかを示した。研究者は、当該ネットワークの枠組みで採取された異なる種類のマイコプラズマに対する薬剤耐性の変化の傾向を検出することができた。しかし、ここでも大規模な監視の実施には、検査方法や結果の解釈基準の調和が必要となるであろう。 (※注1) 当該論文は以下のURLから入手可能。 https://www.mdpi.com/2076-2607/9/4/678/htm (※注2) 当該論文は以下のURLから入手可能。 https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2021.26.4.2001359 (※注3) 当該論文は以下のURLから入手可能。 https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fvets.2021.667175/full#h5 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | https://www.anses.fr/fr/content/des-pistes-pour-am%C3%A9liorer-le-suivi-de-l%E2%80%99antibior%C3%A9sistance-chez-les-animaux |
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