食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05690270209
タイトル ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)、有効成分水素化シアナミドの使用を再評価する申請に関するパブリックコメント募集を公表
資料日付 2021年9月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)は9月30日、キウイフルーツ生産者が一般的に使用している散布剤の有効成分である水素化シアナミド(hydrogen cyanamide)の使用を再評価する申請に関するパブリックコメント募集を公表した。概要は以下のとおり。
 水素化シアナミドは、1988年からニュージーランドで使用されている。現在、6つの製品が登録されている。2019年9月、NZEPAの意思決定委員会は、欧州食品安全機関(EFSA)の報告書で危険性とリスクに関する重要な新情報が出てきたことから、この物質を再評価する根拠があると判断した。
 水素化シアナミドは、欧州では使用が禁止されており、米国では再登録が検討されている。ニュージーランドでは、NZEPAが当該物質の再評価を行っている。
 水素化シアナミドは主に、冬の後に芽が出るのを助けるために、キウイフルーツの果樹園に散布される。当該物質は家庭用ではなく、訓練を受けた専門家が商業的な場面でのみ使用することができる。このスプレーを扱うヒトにとって、長期間にわたる繰り返しのばく露は、生殖器系と甲状腺に有害である。
 NZEPAは昨年、水素化シアナミドに関する情報の公募を開始した。その後、回答を検討し、再評価の申請書を作成する作業を進めている。再評価は、意思決定委員会によって決定される。
 NZEPAは現在、水素化シアナミドの使用を段階的に廃止し、5年後には全面的に禁止することを提案している。意思決定委員会に対するNZEPAの最終的な提案は、当該パブリックコメント募集で得られた情報を考慮したものになる。提出期限は2021年11月26日まで。
 詳細な情報は以下のURLから閲覧可能。
https://www.epa.govt.nz/public-consultations/open-consultations/hydrogen-cyanamide-reassessment/
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) その他
情報源(報道) ニュージーランド環境保護庁(NZEPA)
URL https://www.epa.govt.nz/news-and-alerts/latest-news/views-sought-on-potential-phase-out-of-kiwifruit-spray-ingredient/
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