食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05690240365
タイトル 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局、2021年農薬登録新有効成分フロルピラウキシフェンベンジルに関する評価意見及び登録審査概要報告を公開
資料日付 2021年9月7日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局は9月7日、2021年農薬登録新有効成分フロルピラウキシフェンベンジルに関する評価意見及び登録審査概要報告を公開した。概要は以下のとおり。
 水稲水田除草剤「フロルピラウキシフェンベンジル」(florpyrauxifen-benzyl)について、各種資料を用いて食品健康影響評価を実施した。
 評価に用いた試験成績は、急性毒性(ラット、ウサギ、モルモット及びマウス)、亜慢性毒性(ラット、マウス及びイヌ)、慢性毒性:長期給餌毒性、発がん性、生殖毒性、生殖発生毒性(イヌ、ラット、マウス及びウサギ)、催奇形性試験、代謝試験(動物体内運命、植物体内運命)、環境動態予測、非標的生物毒性試験等の試験成績である。
 各種毒性試験結果から、フロルピラウキシフェンベンジル投与による影響は、主に体重(増加抑制及び卵巣絶対重量及び相対重量の低下:雌マウス)及び発がん性(雄ラット及び雌ラット)に認められた。
 各種試験結果から、農産物及び畜産物中のばく露評価対象物質をフロルピラウキシフェンベンジル並びにその代謝物と設定した。
 各試験で得られた無毒性量のうち最小値は、ラットを用いた長期給餌毒/発がん性試験の50.6 mg/kg体重/日(雄ラット)であった。評価指標は雄ラットの乳腺がん(mammary gland adenocarcinoma)発生率は実験ユニットの過去のデータよりわずかに高かった。不確実係数(UF)を100(種間の差の10倍、個体間の差の10倍)で除して、50.6 mg/kg体重/日/100=0.506≒0.5 mg/kg体重/日を許容一日摂取量(ADI)と設定した。
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,000 mg/kgの用量でのフロルピロキシフェン-ベンジルの経口急性毒性試験では、動物の死亡はなかった。急性神経毒性、生殖発生毒性などはなく、他の短期試験で明らかな毒性影響は認められなかったことから、急性参照用量(ARfD)は設定する必要がないと判断した。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局
情報源(報道) 台湾行政院農業委員会動植物防疫検疫局
URL https://pesticide.baphiq.gov.tw/web/file/opendata/%e6%af%94%e6%8b%89%e8%8a%ac%28florpyrauxifen-benzyl%29-110%e5%b9%b4%e7%99%bb%e8%a8%98%e6%96%b0%e6%9c%89%e6%95%88%e6%88%90%e5%88%86.pdf
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