食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05690140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州化学品庁(ECHA)と同時並行でグリホサートの第一段階の科学的評価書案の意見公募を開始したと公表
資料日付 2021年9月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月23日、欧州化学品庁(ECHA)と同時並行でグリホサートの第一段階の科学的評価書案の意見公募を開始したと公表した。概要は以下のとおり。
 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州化学品庁(ECHA)は、同時並行でグリホサートの科学的評価書案の意見公募を開始した。意見公募は60日間行われ、全ての利害関係者の応募を勧める。
 EFSAは、同時並行の意見公募において、グリホサートの更新評価報告書に関する意見のフィードバックを収集する。ECHAの意見公募は、調和された分類及び表示に関するものである。
 本日意見公募のために公表した第一段階の両科学的評価書案は、フランス、ハンガリー、オランダ及びスウェーデンの各国の評価機関から構成されたグリホサートに関する評価グループ(AGG)により作成された。
 EFSA及びECHAは、意見公募後、それぞれの機関に関連する意見を照合する。ECHAのリスク評価委員会(RAC)は、意見及び提出されたデータを検討し、検討結果は、RACが調和された分類及び表示の規制下での、グリホサートの分類に関する評価書作成へと進められる。化学物質の分類は、物質のハザードのみに基づき、使用又は物質へのばく露の可能性は考慮しない。ばく露評価は、EFSAにより行われる植物保護製剤の有効成分のリスク評価の一部として検討される。
 グリホサートは、2017年のECHAによる評価の以前及び評価の後、それぞれ、重篤な眼の損傷を引き起こす及び水生生物に長期的な影響を及ぼす物質としての調和された分類である。生殖細胞変異原性、発がん性及び生殖毒性への分類を満たすとは見なされない。AGGの第一段階の科学的評価書案は、現在の分類の変更を勧告しない。
 EFSAは、EFSAのピアレビューに際してグリホサートの分類に関するECHAのRACの評価書の成果を取込み、2022年の後半においてピアレビューが最終化される予定である。続いて、欧州委員会(EC)は、27か国のEU加盟国のリスク管理者と共に、EU圏内においてグリホサートの使用承認を更新するかどうかの判断を下すことになる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/news/glyphosate-efsa-and-echa-launch-consultations
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