食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05680560149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としての低温殺菌されたAkkermansia muciniphilaの安全性を評価した科学的意見書を公表
資料日付 2021年9月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月1日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての低温殺菌されたAkkermansia muciniphilaの安全性を評価した科学的意見書を公表した(7月7日採択、PDF版18ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2021.6780)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養、新食品及び食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、規制(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての低温殺菌されたAkkermansia muciniphilaに関し、科学的意見を表明するよう求められた。
 当該新食品は、低温殺菌された、グラム陰性、絶対嫌気性、非運動性、非胞子形成性、非毒素産生性、非病原性のヒト腸内細菌、Akkermansia muciniphila MucTであり、正常な腸内微生物叢の構成要素として充分に特性が明らかにされている。A.muciniphila種はムチン・ディグレーダー(degrader)であることが実証されている、すなわち、炭素及び窒素の供給源として腸のムチンを利用する。
 申請者は、当該新食品、低温殺菌されたA. muciniphilaを、最大用量5×10の10乗細胞/日において、妊婦及び授乳婦を除く成人向け食品サプリメントとして、及び、特定医療用食品において使用することを提案している。
 NDAパネルは、当該新食品の製造工程は適切に説明されており、成分組成に関して提供された情報は、当該新食品の特性を評価するために充分であると考える。
 当該新食品の成分組成及び提案された使用条件を考慮すると、当該新食品の摂取は栄養学的不利益とはならない。
 文献データに基づき、及び、ラットを用いた90日間反復投与経口毒性試験により導出された無毒性量(NOAEL)に不確実係数200を適用し、NDAパネルは、当該新食品に含有される生細胞数が10コロニー形成単位(CFU)/g(即ち、検出限界)未満であるという条件の下において、3.4×10の10乗細胞/日の用量での摂取は、対象集団に対して安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6780
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