食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05670230475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、農薬への職業ばく露と前立腺がんに関する科学的評価の実施と職業性疾病認定に向けた報告書の発表について公表 |
| 資料日付 | 2021年7月2日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は7月2日、農薬への職業ばく露と前立腺がんに関する科学的評価を実施し、職業性疾病認定のための初の報告書を発表したことを公表した。概要は以下のとおり。 ANSESはアンティル諸島に特有の状況に関して、クロルデコンに焦点を当て、農薬への職業ばく露に関連する前立腺がんについての科学的評価を実施した。これは、職業性疾病認定のための新しい評価ミッションの枠組みにおけるANSESによる初の報告書である。当該評価は前立腺がんの発症リスクとクロルデコンを含む農薬へのばく露との間には因果関係がある可能性が高いと結論付けている。 2018年5月以来、ANSESは職業性疾病表の作成・修正や職業性疾病認定地域委員会(CRRMP)への勧告の作成に先立ち、科学的評価の実施を担当している。この新しいミッションの枠組みにおいて、ANSESはクロルデコンに焦点を当てた農薬と前立腺がんに関する最初の評価要請を受けた。評価は植物保護製剤、殺生物剤、動物用および人間用の外部寄生虫駆除剤を含む農薬に関するものであった。 前立腺がんは、多因子疾病であり、これまでに判明している主な危険要因は、年齢、家族歴、民族的背景である。他の要因としては中でも環境要因、特に農薬へのばく露が疑われている。 ANSESは2013年のフランス国立衛生医学研究所(Inserm)の評価とその2019年改訂版、特に疫学と毒性学における最新の科学的出版物を根拠として、農薬へのばく露と前立腺がんの発症との因果関係を評価した。いくつもの研究が、農薬にばく露した作業者に過剰なリスクがあること、そして前立腺の発がん物質にこれらの農薬が関与していることを明らかにしている。この分析から、ANSESは農薬のばく露と前立腺がんの発症との間に関連性がある可能性が高いと結論付けている。 フランス(本土および海外県)の農業および非農業部門における農薬へのばく露のリストが、海外県におけるクロルデコンに特に焦点を当てて作成された。作物や家畜に関わる農業活動、害虫駆除、森林保護、ガーデニングや景観、動物の世話に関わる職業、道路整備、廃棄物産業、水処理など、数多くの産業部門、職業、仕事が特定された。一般的に、作業者は一定の期間だけでなく、職業生活を通して多くの農薬物質にばく露する。しかし、この多量ばく露の影響については知られていない。さらに、農薬に間接的にばく露する作業者の中には、農薬を扱う作業者と同等、さらにはそれ以上に農薬にさらされている人もいる。実際、その製造や使用以外にも、作業者はこれらの農薬で処理された品物や地表、動物に接触することがある。したがって、農薬に直接的にも間接的にもさらされている状況を考慮する必要がある。 ANSESは評価の後で、展開されたすべての科学的データが農業制度および一般制度おける農薬に関連した前立腺がんの職業性疾病表の作成を支持するものであることを強調している。 クロルデコンは1993年に禁止されるまで、フランス領アンティル諸島のバナナ農園の殺虫剤として使用されていた物質である。国のクロルデコン計画の最新評価は、「前立腺がんを職業性疾病表に登録するための手順」を最終的にまとめることを勧告している。この状況において、農薬に関連した前立腺がんに関するANSESの評価に、フランス海外県におけるクロルデコンに特に焦点を当てることが加わった。ANSESによる評価は、クロルデコンと前立腺がんのリスクとの間には因果関係がある可能性が高いと結論付けている。この結論は、主にKaruprostate研究の結果と、前立腺の発癌過程におけるクロルデコンの役割を証明する毒性学的・機械論的データに基づいている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | https://www.anses.fr/fr/content/expositions-professionnelles-aux-pesticides-et-cancer-de-la-prostate-l%E2%80%99anses-rend-son |
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