食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05661060495 |
| タイトル | ノルウェー食品安全庁(NFSA)、ノルウェーの飲用水源中のシアノバクテリア及びシアノトキシンに関するリスク評価報告書を公表(2/2) |
| 資料日付 | 2021年6月24日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | 5. ガイドライン 現在の飲用水規則では、原水源におけるシアノバクテリア及びシアノトキシンの存在に関するモニタリングは義務付けられていない。国際的には、世界保健機関(WHO)が、一生涯を考慮した観点から、シアノトキシンの最大含有量に関する予備ガイドラインとして、ミクロシスチン1μg/L、サキシトキシン3μg/L、アナトキシン30μg/L及びシリンドロスパーモプシン0.7μg/Lを提案している。2020年12月、欧州連合(EU)は飲用水指令に、ミクロシスチンーLRの上限値として1μg/L飲用水を収載した。当該基準値は、2021~2021年に予定されているノルウェーの飲用水規則の改正に盛り込まれる可能性が非常に高い。 飲料水規制において、総体的な環境目標は良好な環境状態を達成することである。飲料水規制に準拠したモニタリングを介し、湖水のシアノバクテリアの存在関するデータが取得される。湖水の一部は原水源である可能性がある。 6. 分析手法 関係する水供給業者、ステークホルダーは、原水源において、ブルームが確認された場合、或いは、以前に観察された経緯がある場合、分析を実施する。 光学顕微鏡、及び、遺伝的手法を用いて、シアノバクテリアの種属を定性的に決定する。 シアノトキシンは、酵素阻害アッセイ、ELISA、LC-MS等の化学的・生化学的手法により決定される。LC-MSでは、各毒素型に特異的な解析結果が提示される。ELISAは通常、毒素グループ全体に対する反応性が提示され、抗体の交差反応性に依存する。 7. 発生に影響を与える要因 シアノバクテリアの増殖は、多種にわたる物理化学的及び生物学的要因の影響を受ける。最も重要となる要素は、温度、光、栄養素(リン及び窒素が重要)、二酸化炭素である。 気候変動による気温上昇及び降雨量増加は、シアノバクテリアのブルームの発生頻度を高める可能性があり、ノルウェーで検出済みの毒素以外の毒素を産生する種等、他種シアノバクテリアにとって好ましい増殖条件が形成され、それらの種属が将来的にブルームを発生させる可能性がある。 栄養素、光、温度、酸化ストレス要因、他の生物相(細菌、ウイルス、放牧動物)との相互作用等の環境要因は、シアノバクテリアの毒素産生性、及び、毒素産生量に影響を与える可能性がある。 8. 対策 集水域における栄養素の供給を防止、削減することは、原水源におけるシアノバクテリア及びシアノトキシンの発生を制限する最重要対策となる。 シアノバクテリア除去には、通常、凝固、沈降、ろ過、浮選等の従来の水処理方法で十分である。ノルウェーで発生しているシアノトキシン類の除去には活性炭が効果的である。 9. 不確実性 当該評価における不確実性の主な原因はデータの欠如である。データの欠如は、飲用水中のシアノバクテリア/シアノトキシンの存在に関する結論に過小評価及び過大評価のどちらの方向においても影響する可能性がある。また、どのシアノトキシンがヒトの健康にとって課題となるかについての評価にも影響する場合がある。 報告書「ノルウェーの飲用水源におけるシアノバクテリア及びシアノトキシン」(119ページ)は以下のURLから入手可能。 https://vkm.no/download/18.3aa5a08617a1a8ba34d8edc0/1624443386193/endelig_20210622_Vurdering%20cyanobakterier%20og%20cyanotoksiner%20i%20vann.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ノルウェー |
| 情報源(公的機関) | ノルウェー食品安全庁(NFSA) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | https://www.mattilsynet.no/mat_og_vann/drikkevann/beredskap_for_drikkevann/vurdering_av_cyanobakterier_og_cyanotoksiner_i_drikkevann.43597 |
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