食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05660350111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、小児の食品プロジェクトに関する年次報告書(2015年度)を公表
資料日付 2021年7月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA) は7月27日、小児の食品プロジェクトに関する年次報告書(2015年度)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該プロジェクト(Children’s Food Project:CFP)は、食品中の化学物質及び汚染物質の残留に関する多種多様のモニタリングの補完として、乳幼児用食品に特化して行われる。
 2015年のプロジェクトでは、主に、乳児用食品に関するデータ収集や、残留農薬及び金属/元素がカナダの基準に準拠しているかに関して評価が行われた。また、ビスフェノールA(BPA)及びBPA代替品などに関するデータが収集され、乳児用食品に関する同省の健康影響評価に使われた。
 2015年のCFPでは、オタワ(オンタリオ州)及びガティーノ(ケベック州)で、全部で487検体が購入された(乳児用ピューレ、乳児用スナック及び果実ジュース)。乳児用シリアル、幼児用スナック(歯固めビスケット、クラッカー、クッキー、シリアルバーなど)。フルーツピューレ、野菜ピューレ、及びフルーツピューレと野菜ピューレの組み合わせを対象に、残留農薬、BPA及びBPA代替品、有毒金属/元素に関する検査が行われた。
 残留農薬検査が行われた487検体中、340検体(69.8%)は検出可能レベルではなった。147検体から、1種類以上の残留農薬が検出された。サブセットの209検体(穀物由来)については、グリホサート及びフェノキシ系除草剤検査が行われた。65検体(31.1%)で、グリホサートは検出可能レベルではなかった。フェノキシ系除草剤は全ての検体で検出可能レベルではなかった。検出された全ての残留農薬は、同省が設定した残留基準値(MRL)を下回っていた。検体の規則遵守率は100%であった。
 カナダでは、BPAを乳児用ボトルに使用することは許可されていない。しかし、一部の製造者が自主的にBPAの使用を中止しているとは言え、食品包装に使用される可能性がある。BPAの代わりにBPA代替品(ビスフェノールF(BPF)及びビスフェノールS(BPS)が使われる場合がある。BPAに関して検査が行われたのはピューレのみであった。ピューレは、BPA及びBPA代替品を含有する可能性のある容器(プラスチック製のパウチや、金属製の蓋を伴うガラス製のジャー)で包装されている。262検体中107検体において、検出可能な残留はなかった。155検体からBPAが検出された(0.00091~0.709ppm)。3検体からBPFが、1検体からBPSが検出された。
 金属/元素検査が行われたジュース11検体の全てにおいて、カドミウム、水銀又はヒ素は検出可能な濃度ではなかった。11検体において、鉛は検出可能レベルではなかった。鉛が検出された1検体における濃度は基準に準拠していた(0.015ppm)。
 全てのデータがカナダ保健省に送られ、同省は、乳児にとってリスクとなる検体はないと判断した。2015年のCFPは、カナダの市場で入手可能な乳児用食品中の残留農薬、ヒ素、鉛、カドミウム、水銀及びBPA(BPA代替品を含む)のレベルに関して、その時点での実情を代表するものである。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL https://inspection.canada.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-bulletin-and-reports/children-s-food-project-annual-report-2015/eng/1626698143397/1626698144420

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