食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05650500294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2021/5/22~2021/6/22)を公表(鳥インフルエンザA(H5)、A(H7N9)及びA(H9N2)ウイルス) |
| 資料日付 | 2021年7月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は7月、人獣共通感染症のインフルエンザに関する概要及び評価報告書(2021/5/22~2021/6/22)を公表した(7ページ)。鳥インフルエンザA(H5)、A(H7N9)及びA(H9N2)ウイルスに関する概要は以下のとおり。 ・鳥インフルエンザA(H5)ウイルス 1.感染状況 (1)2021年5月30日に中国からインフルエンザA(H5N6)ウイルス感染ヒト症例1例が報告された。当該症例は四川省の49歳女性で2021年5月13日に発症した。5月16日に肺炎で入院し、6月4日に死亡した。報告によると、患者は生きた家きんへの直接のばく露はなかったが、家きんを販売する屋台を訪れていた。これらの屋台由来の環境検体は、インフルエンザA(H5N6)ウイルスに対して陽性であった。報告の時点で、患者の濃厚接触者の中で更なる疑い症例はなかった。 (2)2021年2月18日、ロシアは2020年12月に7人の臨床検体で鳥インフルエンザA(H5N8)ウイルスが検出されたことをWHOに届け出た。最近の公表文献で、検体の検査室検査を詳述し、ヘマグルチニン(HA)及びノイラミニダーゼ(NA)遺伝子の増幅部位の部分配列の決定により当該7検体でインフルエンザA(H5N8)の存在を確認した。 国際獣疫事務局(OIE)への報告によると、アフリカ、欧州及びアジアの鳥類において、様々なインフルエンザA(H5)亜型のウイルスが引き続き検出されている。 2.リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H5)ウイルス感染の更なるヒト症例が発生する可能性 全体として、リスク評価に変更はない。ヒト症例のほとんどは、生きた家きん市場等の、感染した家きん又は汚染された環境との接触を通じてA(H5)ウイルスにばく露されていた。当該ウイルスは動物及び環境中で検出され続けているため、更なるヒトの症例が予想される。個人が症候性であるかどうかに関わらず、感染した家きん又は他の鳥類と濃厚接触している個人から収集された鼻咽頭/口腔咽頭検体でのインフルエンザA(H5)ウイルスの検出は、予想外のことではない。質の高い血清学的調査は、このような場合に感染と汚染を区別するのに役立つ可能性があり、ヒトの感染リスクのより良い評価を可能にするであろう。 (2)鳥インフルエンザA(H5)ウイルスがヒトからヒトへ伝播する可能性 医療従事者を含むA(H5)ウイルス感染の小規模なクラスターが以前に報告されているが、現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、インフルエンザA(H5)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないと示唆されているので、その可能性は低い。 ・鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染状況 直近数か月に、動物におけるインフルエンザA(H7N9)ウイルスの検出について、中国又はその他の国の動物衛生当局から公式に入手可能な報告はなかった。 全体として、リスク評価に変更はない。 ・鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス 1.感染状況 2021年6月9日に中国からインフルエンザA(H9N2)ウイルス感染ヒト症例2例が報告された。 (1)四川省の2歳男児、2021年4月27日に軽症を呈し、4月28日に外来治療を受けた。 (2)江蘇省の78歳女性、2021年5月31日に発症し、6月1日に入院した。 両症例とも、発症前に生きた家きん市場へのばく露歴があり、回復し、家族の間で更なる症例は確認されなかった。 鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスは、アジアの家きんで風土病化しており、アフリカの家きんでの報告が増えている。 2.リスク評価 (1)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルス感染の更なるヒト症例が発生する可能性 ヒト症例のほとんどは、感染した家きん又は汚染された環境との接触を通じてA(H9N2)ウイルスにばく露されている。ヒトの感染ではほとんどの場合、軽度の臨床疾患となる傾向がある。当該ウイルスは家きん集団において検出され続けているため、更なるヒトの症例が予想される。 (2)鳥インフルエンザA(H9N2)ウイルスがヒトからヒトへ伝播する可能性 ヒト症例のクラスターは報告されていない。現在の疫学的及びウイルス学的エビデンスでは、世界インフルエンザ・サーベイランス及び対応システム(GISRS)により評価されたA(H9N2)ウイルスはヒト間での持続的な伝播能力を獲得していないと示唆されているので、その可能性は低い。 当該報告書のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。 https://cdn.who.int/media/docs/default-source/influenza/human-animal-interface-risk-assessments/influenza_summary_ira_ha_interface_june_2021.pdf |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/m/item/influenza-at-the-human-animal-interface-summary-and-assessment-22-june-2021 |
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