食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05650040384 |
| タイトル | フランス公衆衛生局、フランスの住民における金属へのばく露に関する環境、バイオモニタリング、身体活動及び栄養に関する調査について公表 |
| 資料日付 | 2021年7月1日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス公衆衛生局は7月1日、フランスの住民における金属へのばく露に関する環境、バイオモニタリング、身体活動及び栄養に関する調査について公表した。 フランス公衆衛生局は、ESTEBAN調査(環境、バイオモニタリング、身体活動及び栄養に関する調査)から得られたフランスの住民における金属(ヒ素、カドミウム、クロム、銅、ニッケル及び水銀等)へのばく露に関する新しいデータを公表した。この調査によって27種類の金属へのばく露について把握し、成人の体内の金属量を測定した。また、全国規模で初めて子供の体内の金属量を測定した。この新たな知見により、住民全体が関与していることを強調する。金属の健康への有害影響(発がん性、骨、腎臓、心血管、神経毒性への影響)を考慮して、金属へのばく露量の変化を監視するためのバイオモニタリング調査を継続し、特にばく露源を特定することで金属量を低減する方策を追求する必要がある。 ESTEBAN調査のバイオモニタリングでは、健康への影響が推測される又は認められている約100種類の物質について、フランスの住民における体内負荷量を監視している。公衆衛生局が実施した今回の大規模なバイオモニタリング調査の第2部は、公表されたカドミウム、銅、ニッケル、水銀等の金属へのばく露に関する結果である。これらのデータは、2019年9月に公表された日用品に含まれる物質に関する結果及び鉛に関する2020年3月に公表された結果に追加されたものである。 今回の調査は、6歳から74歳までの小児1 ,104名及び成人2 ,503名から成る集団の代表的な検体を対象に行われた。この調査では、生物学的検体(尿、血液、毛髪)を採取し、参加者の生活習慣、食生活、特性に関するアンケートを実施した。検体とアンケートの結果の両方を分析することで、住民の体内の金属量を定量化し、ばく露源をよりよく理解することが可能である。 環境中に自然に存在する金属類は、慢性疾患、免疫不全、がんの原因となる可能性がある。これらの物質の住民の体内負荷量を測定し、行動や食生活に関する情報を収集することで、そのような症状の発生を防ぐために対処すべきばく露源を特定することができる。 そのため、公衆衛生局は、環境中に存在するこれらの物質の住民の体内負荷量を測定することを決定した。 主な結果は以下のとおり。 ・成人と小児の全ての参加者がこれらの金属へばく露していた(97%~100%の参加者に検出された)。 ・成人で測定された値は、毛髪中の水銀と尿中のニッケルでは、2006-2007年の国民健康栄養調査(ENNS調査)で測定された値と同程度であった。 ・成人で測定された値は、ヒ素、カドミウム、クロムでは、2006-2007年の国民健康栄養調査(ENNS調査)で測定された値よりも高かった。 この変化は、カドミウムとクロムについては、ANSESのトータルダイエットスタディ(EAT1及びEAT2)の結果と一致していた。 ・フランスの小児と成人において、測定結果はニッケルと銅を除いて、大部分の他の国(欧州と北米)と比較すると高かった。 測定されたばく露の決定要因(determinant)は科学文献で認められたものと同様で、主に食品由来であった。 ・魚介類の摂取は、ヒ素、クロム、カドミウム、水銀の体内濃度に影響していた。 ・穀類の摂取は、カドミウムの体内濃度に影響していた。 ・有機栽培された野菜の摂取は銅の体内濃度に影響していた。 他には以下の決定要因が認められた。 ・喫煙は、カドミウムと銅の濃度を増加させた。 ・医療用インプラントはクロムの濃度を増加させた。 ・歯の詰め物は尿中の水銀濃度を増加させた。 ESTEBAN調査によると、ヒ素、水銀、鉛、特にカドミウムについては健康影響に基づく指標値を超えており、フランスの成人の半数弱がカドミウムについて国立食品環境労働衛生安全庁(ANSES)の推奨値を超えていた。 さらに、公衆衛生局は、ANSES、フードチェーン・モニタリング・プラットフォーム(SCA)、フランス国立農業食品環境研究所(INRAE)などの様々なパートナーと協力して、フランスの住民におけるカドミウム濃度の上昇に関する仮説を検討した。これは、作物栽培から食卓までの食物に起因する可能性がある。 金属による健康への有害影響や、ENNSとESTEBAN調査においてヒ素、カドミウム、クロムの体内負荷量が増加していることによる健康への金属の有害作用を考慮すると、一般集団のこれらの物質へのばく露を低減することを目的とした対策を、特にばく露源を特定することにより追及することが依然として必要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス公衆衛生局 |
| 情報源(報道) | フランス公衆衛生局 |
| URL | https://www.santepubliquefrance.fr/presse/2021/exposition-aux-metaux-de-la-population-francaise-resultats-de-l-etude-esteban |
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