食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05640360294 |
| タイトル | 世界保健機関(WHO)は、WHO、国際連合食糧農業機関(FAO)及び国際獣疫事務局(OIE)が作成した食品由来の寄生虫感染症に関するリーフレット(6種)を公表 |
| 資料日付 | 2021年6月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は6月22日、WHO、国際連合食糧農業機関(FAO)及び国際獣疫事務局(OIE)が作成した食品由来の寄生虫感染症に関するリーフレット(6種)を公表した。 1. 食品由来の寄生虫感染症:トリヒナ症(Trichinellosis)(旋毛虫病) トリヒナ症は、旋毛虫属の線形動物によって引き起こされる人獣共通感染症である。 ヒト、並びに家畜及び野生動物が感染し、当該寄生虫の媒介者になる可能性がある。家畜のブタ、イノシシ、クマ、げっ歯類及びウマは保有動物である。 旋毛虫属寄生虫は世界中に存在し、温帯気候地域で最も頻繁に見られる。世界中で毎年約10 ,000人の感染者が発生している。生又は加熱が不十分な食肉あるいは食肉由来製品を基にした伝統的な料理等の文化的要因は、当該疾病の疫学に重要な影響を及ぼしている。 ・トリヒナ症のリーフレットは以下の概要ページから入手可能。 https://www.who.int/publications/i/item/WHO-UCN-NTD-VVE-2021.7 2. 食品由来の寄生虫感染症:肺吸虫症(Paragonimiasis) 肺吸虫症は、肺吸虫属(Paragonimus)に属する数種の吸虫の感染によって引き起こされる。アジアで最も一般的な種は、P. westermani、P. heterotremus及びP. philippinensisである。肺吸虫属寄生虫は、イヌ、ネコ、トラ、マングース及びサル等の、甲殻類を摂食するほ乳類の一般的な寄生虫である(保有固有宿主)。 ・肺吸虫症のリーフレットは以下の概要ページから入手可能。 https://www.who.int/publications/i/item/WHO-UCN-NTD-VVE-2021.5 3. 食品由来の寄生虫感染症:条虫症(テニア症)(Taeniasis)及び嚢虫症(Cysticercosis) 条虫症は、Taenia属条虫(T. solium(有鉤条虫、豚条虫)、T. saginata(無鉤条虫、牛条虫)及びT. asiatica(アジア条虫))の成虫によって引き起こされる腸管感染症である。ヒトは、これらの条虫種のそれぞれの唯一の固有宿主(その中で成虫が生息する)である。T. soliumの場合、ヒトは中間宿主(その中で幼虫期に生息する)にもなり得る。T. soliumのみが、幼虫が中枢神経系(脳など)で被嚢した場合に神経嚢虫症を引き起こすため、公衆衛生上、非常に重要である。 ・条虫症及び嚢虫症のリーフレットは以下の概要ページから入手可能。 https://www.who.int/publications/i/item/WHO-UCN-NTD-VVE-2021.6 4. 食品由来の寄生虫感染症:肝吸虫症(Clonorchiasis)及びオピストルキス症(タイ肝吸虫症)(Opisthorchiasis) 肝吸虫症は、扁形動物の肝吸虫(Clonorchis sinensis)によって引き起こされる。オピストルキス症は、別の扁形動物Opisthorchis viverriniによって引き起こされる。両感染症は、流行地域のイヌや他の魚類を摂食するほ乳動物(保有宿主)によく見られる。C. sinensis及びO. viverriniは、胆管がんを引き起こす可能性があるため、発がん性因子(carcinogenic agent)として分類される。これらの食品媒介吸虫はアジアに限定されており、食習慣及び魚類養殖慣行に関連している。 ・肝吸虫症及びオピストルキス症のリーフレットは以下の概要ページから入手可能。https://www.who.int/publications/i/item/WHO-UCN-NTD-VVE-2021.2 5. 食品由来の寄生虫感染症:嚢胞性及び多包性エキノコックス症(Cystic and Alveolar echinococcosis) ヒトのエキノコックス症は、エキノコックス属(Echinococcus)の寄生虫によって引き起こされる人獣共通感染症である。世界中のいくつかの種のうち、ヒトで最も重要な2種は、嚢胞性エキノコックス症(CE)(包虫症)を引き起こすE. granulosusと多包性エキノコックス症(AE)を引き起こすE. multilocularisである。E. granulosusの全ての遺伝子型がヒトに感染を引き起こすわけではない。ヒトでのCEの大部分の原因となっている遺伝子型のE. granulosusは、イヌ-めん羊-イヌのサイクルで維持されていることが多い。 ・嚢胞性及び多包性エキノコックス症のリーフレットは以下の概要ページから入手可能。https://www.who.int/publications/i/item/WHO-UCN-NTD-VVE-2021.3 6. 食品由来の寄生虫感染:肝蛭症(Fascioliasis) 肝蛭症は、主に肝臓に影響を与える2種類の扁形動物、 Fasciola hepatica及びFasciola giganticaによって引き起こされる。少なくとも、世界70か国以上で240万人が感染しており、特にめん羊や畜牛が飼育されている場所では、数百万人が危険にさらされている。一般に肝蛭症は、ヒトよりも動物において、より一般的かつ広範囲に及んでいる。 ・肝蛭症のリーフレットは以下の概要ページから入手可能。 https://www.who.int/publications/i/item/WHO-UCN-NTD-VVE-2021.4 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
| 情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
| URL | https://www.who.int/publications/I |
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