食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05630670160 |
| タイトル | 英国食品安全基準庁(FSA)、FSAのリスク評価に関する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2021年6月7日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国食品安全基準庁(FSA)は6月7日、FSAのリスク評価に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。 当該報告書は、2021年6月16日に開催予定のFSA理事会会合用資料である。 概要: 理事会会合は以下を目的に開かれる。 ・英国の欧州連合(EU)離脱移行期間終了後6か月が経過した時点での、FSA内におけるリスク評価機能の伝達状況に関してレビューを行う。 ・2021年以降のリスク評価について、現在の進捗状況を巡り提案されている今後の方策を検討する。 議論: 1. 組織内の能力(capacity and capability) 2. リスク評価のプロセス及び手順 (1) リスク分析ガイドラインの公開 (2) 新規フェロー (3) データ処理能力の改善 3. 事例の取扱及び新興リスク 過去6か月間において、リスク評価が義務付けられた事例数は110件であった。現時点で、Covid-19パンデミック及びEU離脱期間終了による複合影響が、リスク評価への要請に対応するために必要な時間に影響することはない。 4. リスクに基づく基準及び管理の裏付けとなるリスク評価 (1) 2021年1月1日以降、以下の食品安全リスク評価が始まった(委託)。 ・ブロイラーの小規模食鳥処理施設におけるカンピロバクター ・冷却されていない肉及び内蔵 ・生物ベースの食品接触材料に使用される竹複合材 ・茶における多環芳香族炭化水素 (2) デジタルリスク分析トラッカー 5. 規制対象製品に関するリスク評価: (1) 規制対象製品(添加物など)とは、市場投入前に安全性評価が義務付けられている、及び使用前に大臣による承認が必要である物質である。2021年の始まりと同時に、グレート・ブリテンにおけるFSAのオンライン認可申請サービスが実施に移された。進捗状況は、規制対象物質に関する人工知能(IT)のソフトウェアを介してモニタリングが行われる。 (2) 2021年4月末時点で、規制対象物質に関する認可申請を1 ,079件受け取った。検証過程に進むための十分な情報を備えていた申請は423件、うち18件は、検証過程の評価段階にある。2020年、FSAは、EUシステムの傾向に基づき2021年に向けた申請書類数の推定を行った。現在提出済みの書類の数との比較、及びカンナビジオール(CBD)関連の申請の急増を考慮すれば、受け取った申請書類の数は、おおむね想定内である。CBD以外では、香料及び新食品の認可申請の割合が、僅かに想定数を下回っている。年の後半も、引き続き状況を注視する予定である。 (3) 今後新たに開発される食品及び飼料の認可申請に関してリスク評価を行うFSAの仕事の一助として、システマティックレビューが完了した。それにより、鍵となる3つの新たな/新興食品技術(後述)に関連する科学及びリスクについての広範なバックグランドデータが提供された。 ・培養肉 ・遺伝子編集食品及び遺伝子組換え食品 ・昆虫を供給源とするたん白質 (4) 将来のリソース計画 (5) 遺伝子編集された食品および昆虫のレビューがFSAのWebサイトに掲載される。培養肉のレビューは、本セクターの現傾向の要約であり、本技術は開発段階にある。食品安全リスクに関する情報は極めて少ない。本レビューは、データギャップ特定のために内部で活用される。 6. 第三国市場へのアクセス要求 7. 食品及び飼料の輸入に関するリスク評価の裏付け (1) 現時点で、以下の2件の輸入リスク評価が英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)からFSAに委託されている。 ・輸入2022プロジェクト ・禁止及び制限肉製品 (2) また、日本から輸入される食品に関連する放射性セシウムの英国の消費者に対する放射線リスクに関する評価も始まった。当該リスク評価は、「環境における放射線の医学的側面に関する委員会」(COMARE)による科学的な精査が行われ(2021年後半)、進捗状況はEvidence Trackerというアプリケーションを使って把握される。 8. 他の政府間作業 9. 科学諮問委員会(SAC) 10. 北アイルランド(NI) FSAリスク評価の次なる方策: (1) 今後6か月間(場合によってはそれ以降にも継続)の重点分野の概要 ・規制製品サービスに提出された大量の申請に対処するため、新たに採用されたスタッフのさらなるトレーニングを実施する。 ・システムを介して最初の申請を受理し、申請が相応の(proportionate)評価を受けられるよう、科学諮問委員会と協力して作業慣行を改善する。また同時に、システムが効率的であることを確認し、ACAF又は代替委員会を介して、飼料添加物に対する十分な許容量を確保する。 ・NIについて、EUとの情報交換に関する議論に貢献し、NIに影響を与える非日常的なリスク分析の課題に関わるデータに対する、我々FSAの十分なアクセスを確保する。 ・プロセスの改善点を特定し、リスク評価機能を満たすために必要となる能力(capacity and capability)に関する計画に情報を提供するため、運用開始以降12ヶ月をレビューする。 結論: (1) 実績 我々FSAは、EU離脱に向けた準備として、リスク評価システムの強化を目的とする重要な方策を講じた。内部及び専門科学諮問委員会内の双方において、FSAの能力を確実に構築することに加え、新たな機能(筆頭は、新たなリスク分析プロセス)、新たに有効となった機能(ITシステム等)を構築し、作業方法に構造的変更を加えた(FSAの科学的機能と政策的機能の分離)。その結果、英国が移行期間を終了した時点に、最小実行可能モデルを整備した。 (2) 課題 しかしながら、課題も残されている。なかでも、規制製品の分野において2021年に受理している作業量は、初期の推計量を超過した。2020年における増量の予測から、対応し、かつ、我々の能力へのさらなる投資が可能であった。今後も、リスク評価の需要を監視・評価を続行し、エビデンスに基づき、将来必要となりえる如何なる変更をも検討し続ける。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
| 情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
| URL | https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/fsa-21-06-07-annual-report-on-risk-assessment.pdf |
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