食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05630590149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(マンダリン(Citrus reticulata Blanco)の果皮を圧搾したマンダリン精油からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年6月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月10日、全動物種に使用する飼料添加物(マンダリン(Citrus reticulata Blanco)の果皮を圧搾したマンダリン精油からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年5月5日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、官能的添加物(sensory additive)(香料)として混餌及び飲水投与される。当該エッセンシャルオイルは、15mg/㎏完全配合飼料で家きんに対して、33mg/㎏完全配合飼料で豚に対して、30mg/㎏完全配合飼料で反すう動物に対して、40mg/㎏完全配合飼料で馬に対して、15mg/kg完全配合飼料でサケ及びうさぎに対して安全であると結論付けられた。
 潜在的な懸念源としてペリルアルデヒドの存在が特定された。しかし、毎日の飼料の一部として柑橘類の副産物を給餌される対象動物種においては、当該圧搾マンダリン精油の飼料への使用は、妥当な範囲(4%未満)であれば、ペリルアルデヒドばく露を増大させるとは予見されなかった。
 通常は柑橘類の副産物にばく露されない愛玩動物及び観賞用魚に関しては結論が得られなかった。飲用水への使用は、当該添加物の一日当たりの総摂取量が、混餌投与において安全と判断される一日当たりの量を超えない限り安全であると判断された。
 提案されている最大用量で当該添加物を飼料に使用したことに伴う、消費者の安全上の懸念は特定されなかった。
 当該添加物を提案されている使用条件下で飼料に使用することが環境に対するリスクとなるとは予見されなかった。
 圧搾したマンダリン精油は食品を風味付けることが認知された。圧搾したマンダリン精油の飼料における機能は食品における機能と実質的に同じであると考えられることから、有効性に関する更なる実証は不要と判断された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6625
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