食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05630340294
タイトル 世界保健機関(WHO)、中国におけるヒトの鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染に関する情報を公表
資料日付 2021年6月10日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は6月10日、中国におけるヒトの鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 2021年5月31日、中国国家衛生健康委員会は、鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルス感染確定ヒト症例1例をWHOに通知した。ヒトの鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスへの感染が報告されたのは世界的に当該症例が初である。当該症例は江蘇省鎮江の41歳男性である。4月23日に発熱及び吐き気を呈し、4月28日に地元病院の集中治療室に入院した。当該症例は現在安定した状態にある。中国疾病管理予防センターの国立インフルエンザセンター(インフルエンザに関するリファレンス及び研究のためのWHO協力センター(WHO Collaborating Centre for Reference and Research on influenza))は、検体の遺伝子配列解析を完了し、鳥由来のインフルエンザA(H10N3)ウイルスの検出を確認した。
 疫学調査に基づくと、当該症例には発症前の家きんへの明確なばく露歴はなかった。当該地域の周辺あるいは家きんにおいて鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスは確認されていない。当該症例の濃厚接触者はいずれの症状も示していない。地方及び国の評価に基づくと、当該症例は鳥類からヒトへの伝播による偶発的感染であり、ヒトからヒトへの伝播の可能性は低いと判断された。
 WHOのリスク評価:
 本件は、初めてヒトで鳥インフルエンザA(H10N3)感染が検出されたものである。過去には、オーストラリア及びエジプトがヒトのインフルエンザA(H10N7)感染を検出し、中国は2013年末及び2014年初頭に3人の鳥インフルエンザA(H10N8)感染を報告した。対象を絞った監視プロジェクトにより、鳥類において鳥インフルエンザA(H10N3)ウイルスを検出しているが、鳥類における当該ウイルスの循環の範囲及び疫学は不明である。当該ウイルスが以前に検出された鳥インフルエンザA(H10Nx)ウイルスと異なるかどうかを判断するために、更なる遺伝的及び抗原的特性評価が進行中である。
 過去に報告された鳥インフルエンザウイルスによるヒトの感染の多くは、感染した家きん又は汚染された環境へのばく露によるものであった。A(H10Nx)ウイルスを含む鳥インフルエンザウイルスは家きん集団で検出され続けているため、将来、更に散発的なヒト症例が検出される可能性がある。現在入手可能な疫学情報は、鳥インフルエンザA(H10Nx)ウイルスがヒトからヒトへ持続的に伝播する能力を獲得していないことを示唆しており、したがって、ヒトの間で広がる可能性は低い。更なる疫学的又はウイルス学的情報が入手可能になった場合、リスク評価は必要に応じて見直される予定である。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL https://www.who.int/emergencies/disease-outbreak-news/item/human-infection-with-avian-influenza-a%28h10n3%29-china

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