食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05620290149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、薬剤耐性菌による動物疾病を評価するためのアドホックな方法に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年6月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、薬剤耐性菌による動物疾病を評価するためのアドホックな方法に関する科学的意見書(29ページ、2021年5月5日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会はEFSAに対し、動物伝染病(animal transmissible diseases)の原因となっている薬剤耐性菌を評価し、欧州連合(EU)の行動のため、そのような病原体のリストアップを要請した。当該科学的意見書では、以下に示す目的のために作成されたアドホックな方法について取り上げている。(i)動物伝染病を引き起こす薬剤耐性動物病原体に関する現在の世界的な状況を示すこと、(ii)EUにおいて最も関連性の高い細菌を特定すること、(iii)それらの実際的又は潜在的な動物衛生への影響を要約し、動物衛生法(※訳注:動物伝染病に関する規則(EU) 2016/429を指す、以下AHL)の枠組みに基づき、同法第7条、第5条、第9条及び第8条の基準に従ってリスト化及び分類するための評価を行うこと。
 動物の健康への脅威となる特定の薬剤耐性菌の世界的な現状を示すために広範な文献調査を行う(i)。文献調査の結果に基づき、専門家による判断手順に従って、文献調査の対象となった細菌のうち、EU内で「最も関連性の高い(most relevant)」ものを特定する(ii)。EUにおけるこれらの細菌の動物衛生への影響について、またAHLの枠組みに基づきリスト化及び分類を行うための評価は、EFSAが過去に作成した「動物衛生法の枠組みにおける動物疾病のリスト化及び分類に関する評価のためのアドホックな方法」に従う(iii)。
 (i)及び(ii)の評価は、対象となる動物種(犬・猫、馬、豚、家きん、牛、小反芻動物、兎及び水生動物種)ごとに個別に公表される科学的意見書で取り扱う。(iii)の評価は、動物病原体ごとに個別の科学的意見書で取り扱い、別々に公表する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6645
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