食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05620260105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、2020-2021会計年度のロメインレタス検体採取業務の結果を公表
資料日付 2021年5月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は5月25日、2020-2021会計年度のロメインレタス検体採取業務の結果を公表した。概要は以下のとおり。
 FDAは、集団食中毒の発生に関連している病原体の存在について、主にカリフォルニア州サリナス及びアリゾナ州ユマの栽培地域の施設及び農場で未加工農産物であるロメインレタスを検査した検体採取業務の調査結果を公表している。
 病原性大腸菌(具体的には、志賀毒素産生性大腸菌(STEC))及びサルモネラ属菌を検出するための当該業務は、COVID-19パンデミックのために2020年3月から10月まで検体採取及び検査が一時停止した後、2019年11月に開始し、2020年12月に終了した。FDAは、当該業務中にいずれの病原体も検出しなかった。
 FDAは、遡及調査において2017年から2019年の集団食中毒の発生に関連していた可能性がある、あるいは関連していたと特定された農場及びFDA登録施設での検体の収集を優先した。FDAは両方の病原体について279検体を収集し、検査した。各検体は10個のサブサンプルで構成され、各サブサンプルは1株又は複数株のロメインレタスの株あるいは中心部分で構成され、その重量は少なくとも300gであった。微生物ハザードが均一に存在しない可能性があることを考慮すると、当該アプローチ(複数のサブサンプルで構成される検体の収集及び検査)は、病原体が存在する場合、その検出の可能性を高めることとなる。FDAの現場職員は、全ての検体をその自然な形で収集したが、外葉は除去されている。生鮮カットレタスは収集されなかった。
 葉物野菜の微生物学的安全性を確保することは、FDAの継続的な優先事項である。当該業務中に病原体は検出されなかったが、栽培/収穫期に監視を継続することは、特にFDAの葉物野菜行動計画に概説されているFDAの葉物野菜の予防努力についての情報提供に役立つ。FDAは2020年3月に最初の葉物野菜STEC行動計画を発表し、2021年4月、葉物野菜の安全性を向上させるというFDAの取り組みを再確認する計画の更新版を公表した。
 当該報告書「微生物学的監視検体採取:2020-2021会計年度のロメインレタス(未加工農産物)の検体採取及び分析」は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/food/sampling-protect-food-supply/microbiological-surveillance-sampling-fy20-fy21-sample-collection-and-analysis-romaine-lettuce-raw
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-releases-results-fy20-fy21-romaine-lettuce-sampling-assignment
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