食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05610640149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての肥育用家きん種に使用する飼料添加物(KemTRACE(商標) Chromium)(プロピオン酸クロムからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月29日、全ての肥育用家きん種に使用する飼料添加物(KemTRACE(商標) Chromium)(プロピオン酸クロムからなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年3月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 提出された2件の許容試験に基づき、当該添加物は、KemTRACE-Cr由来のクロムを推奨される最大用量である0.4mg/kg飼料で添加した場合に肉用鶏に対して安全であると結論付けられた。しかし、安全マージンは設定できない。当該結論は、採卵用/繁殖用に飼養される鶏に拡大可能であるが、他の肥育用家きん種に対しては外挿できない。
 提案されている使用条件下で当該製品を動物栄養に使用することは、消費者に対して安全であると判断された。
 また、KemTRACE-Crを、提案されている使用条件に沿って動物栄養に使用することにより、懸念される環境区画におけるクロム濃度は大幅に変わらないと見込まれることから、当該用途は環境にとって懸念とはならない。
 3件の有効性試験に基づくと、当該製品は、クロム濃度が0.4mg/kg飼料で添加される場合、畜産添加物(zootechnical additive)として肉用鶏において有効となる可能性がある。当該結論は、採卵鶏ひな及び繁殖用に飼養される鶏への拡大、また、採卵/繁殖用に飼養される他の家きん種への外挿が可能である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6546
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