食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05610550305
タイトル 欧州連合(EU)、全動物種に使用する飼料添加物としてのグリークオレガノ由来のエッセンシャルオイルの認可を官報で公表
資料日付 2021年4月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は4月22日、全動物種に使用する飼料添加物としてのグリークオレガノ(Origanum vulgare subsp.hirtum (Link) letsw. Var.Vulkan)由来のエッセンシャルオイルの認可に関する欧州委員会施行規則(EU) 2021/658を官報で公表した。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用する添加物の認可並びにその根拠及び手続きを規定している。同規則第4条第1項は添加物の認可を規定している。
 規則(EC) No 1831/2003第4条第1項及び第7条の規定に従って、全動物種に使用する飼料添加物としてのグリークオレガノ(Origanum vulgare subsp.hirtum (Link) letsw. Var.Vulkan)由来のエッセンシャルオイルの認可の申請書が提出された。申請者は、当該添加物を添加物カテゴリー「官能的添加物」に分類するよう申請した。
 欧州食品安全機関(EFSA)は2017年11月及び2019年4月の意見書において、当該添加物は提案された使用条件下で、動物の衛生、消費者の安全及び環境に有害影響を及ぼさないと結論付けた。EFSAはまた、当該添加物は皮膚及び眼の潜在的な刺激物であり、敏感な者における呼吸器及び皮膚の潜在的感作性物質と見なされると結論した。したがって、欧州委員会は、ヒトの健康、特に当該添加物の使用者への有害影響を防止するために、適切な予防措置を講じるべきであると考える。EFSAは販売後のモニタリングに関する特定の要件が必要であるとは考えていない。EFSAはリファレンスラボラトリーから提出された飼料中の当該飼料添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
 規則(EC) No 1831/2003第5条第2項bは、添加物は使用者の誤解を招く表示をしてはならないと規定している。これは特に添加物が認可されたカテゴリーとグループを考慮した効果の表示に関連する。当該添加物は、認可済みの特定の添加物において畜産上の効果が示されたカルバクロールとチモールのような成分を含有する。150mg/kg完全配合飼料の提案された使用レベルを超えると認可されていない影響があるため、このレベルを超えないように、飼料中の当該添加物の使用条件として最大含有量を設定する必要がある(150mg/kg完全配合飼料(水分12%))。
 当該添加物の評価は、規則(EC) No 1831/2003第5条に規定されている認可条件を満たすことを示している。したがって、当該物質の使用を本規則付属書の規定のとおり認可すべきである。
 以上の経過及び観点から、欧州委員会施行規則(EU) 2021/658を採択する。
第1条 本付属書に規定される物質は、添加物カテゴリー「官能的添加物」、機能グループ「香料化合物」に属しており、本付属書に規定される条件に従って動物栄養における飼料添加物として認可する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32021R0658&from=EN
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