食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05600670314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、最新の消費者意識調査結果(2021年1回目)を公表 |
資料日付 | 2021年4月28日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月、最新の消費者意識調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 BfRの消費者意識調査は、消費者の健康保護における中心的なツールである。同調査は半年ごとに行われる。2021年第1回の調査では、約3分の2が、消費者の健康というテーマに関心があると回答した。うち約半数が、当該テーマに関して頻繁に情報収集を行っていた。健康に対するリスクとして、食品中の特定の栄養素(糖分、脂質又は塩分)の含有量が多いことが挙げられた。消費者の健康に関するトピック別では、薬剤耐性及び食品中のマイクロプラスチックを懸念する人の割合が最も多かった(それぞれ50%超)。一方、家庭における食の衛生への懸念は比較的少なかった(10%が懸念)。回答者のほとんど(総計で約3分の2)が、特に食品衛生に関しては十分な情報を得ていると回答した。 調査方法: 期間: 2021年2月8~13日 回答者数:1 ,000人 集計結果の提示: 全情報をパーセントで表示 対象: ドイツ連邦共和国の世帯における16歳以上のドイツ語を話す集団 サンプリング: 固定電話番号と携帯電話番号からのランダムサンプリング 重み付け:代表性確保のため、性別、教育、年齢、雇用状態、自治体・州・世帯規模に従い重み付け 方法: 電話調査(CATIマルチトピック調査、デュアルフレーム) 方法論に関する説明 BfRの消費者モニター用質問票は、近年、方法論の高い科学的基準を保証するための開発が続けられている。 本調査において根本的な変更が加えられた。したがって、以前の調査結果とは比較されていない。本調査にて用いられた新たな質問票には、以下の調整が反映されている。 ・質問セットの更新(「健康と消費者に関するトピックについて十分な情報を得ている」という質問の追加等) ・既存の質問の拡充(「健康保護への信頼」という質問の細分化等) ・既存の質問の文脈化(「消費者の健康リスク」の質問に消費者の視点を集中させる等) ・質問に対するスケーリングされた回答形式へ整合性をもたせる(5段階回答スケールへの統一を使用) 質問事項及び回答の概要: 1. 消費者にとって最大の健康リスクは何か? (3リスクまで指定可能、以下は回答率上位の選択肢) 特定の栄養素(糖、脂肪、塩)-22%、不健康な食事とライフスタイル-13%、一般的に望ましくない物質-11%、添加物-11% 2. 次の消費者の健康に関するトピックについて聞いたことがあるか? (「はい」又は「いいえ」で回答、以下は「はい」と回答した上位選択肢) 食品中のサルモネラ菌-96%、遺伝子組換え食品-91%、抗生物質耐性-90%、食品中のマイクロプラスチック-83%、食品包装または容器中のアルミニウム-86%、食品中の残留農薬-86% 3. 次の消費者の健康問題について、どの程度懸念しているか? (5段階スケールで回答、以下は「(非常に)懸念している」と回答した上位選択肢) 抗生物質耐性-57%、食品中のマイクロプラスチック-54%、残留農薬-45%、遺伝子組換え食品-40%、 食品中のサルモネラ菌-40% 4. 次の消費者の健康に関するトピックについて、どの程度情報を得ていると考えるか? (5段階スケールで回答、「(非常に)十分な情報を得ている」と回答した上位選択肢) 家庭での食品衛生-65%、食品中のサルモネラ菌-46%、抗生物質耐性-38%、食品中のマイクロプラスチック-34%、遺伝子組換え食品-31% 5. 消費者の健康問題全般に、どの程度関心があるか? (5段階スケールで回答) 「(非常に)ある」-65%、「どちらともいえない」-24%、「(まったく)ない」-11% 6. 消費者の健康問題について、どの程度の頻度で情報を得るか? (5段階スケールで回答) 「(非常に)頻繁に」-47%、「時々」-37%、「(滅多に)ない」-16% 7. 消費者を健康リスクから守るため講じられている次の政府の措置は、どの程度重要だと考えるか? (5段階スケールで回答、「非常に重要」と回答した割合) 「科学的に証明された情報の提供」-83% 「禁止事項と制限事項」-67% 8.ドイツで購入可能である次の製品の安全性をどのように評価するか? (5段階スケールで回答、「非常に安全」と回答した割合) 食物-49%、ボディケア製品-40%、子供のおもちゃ-38%、服飾品-31% 9. ドイツで購入可能である次の製品の安全性はどう変化すると考えるか? (「向上する」、「後退する」、「変化しない」で回答、「向上する」と回答した割合) 食物-43%、ボディケア製品-35%、子供のおもちゃ-34%、服飾品-24% 10. 消費者の健康を守るために、ドイツにおける以下の選択肢をどの程度信頼するか? (5段階スケールで回答、「非常に信頼する」と回答した割合) 科学-66%、消費者センター又は消費者団体-65%、政府機関や省庁等の公的機関-33%、非政府組織又はNGO-28%、政治-18%、メディア-16%、経済-16% |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/350/bfr-verbrauchermonitor-02-2021.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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