食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05600470149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品及び飼料用の遺伝子組換えダイズGMB151の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年4月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月19日、規則(EC) No 1829/2003に基づき、食品及び飼料用の遺伝子組換えダイズGMB151の評価に関する科学的意見書を公表した(申請EFSA-GMO-NL-2018-153、1月27日採択、PDF版35ページ、DOI:https://doi.org/10.2903/j.efsa.2021.6424)。概要は以下のとおり。
 申請EFSA-GMO-NL-2018-153が対象とする範囲は、欧州連合(EU)における、遺伝子組換え(GM)除草剤耐性及び線虫抵抗性ダイズGMB151の食品及び飼料としての使用、輸入、及び加工である。
 ダイズGMB151は、Cry14Ab-1タンパク質及びHPPD-4タンパク質を新たに発現する。HPPD-4は、Pseudomonas fluorescens由来の改変4-ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(4‐hydroxyphenylpyruvate dioxygenase (HPPD))であり、HPPD阻害系除草剤耐性を付与する。Cry14Ab-1タンパク質は、Cry(crystal)タイプタンパク質ファミリー内におけるB. thuringiensis由来Cryタンパク質の「殺線虫性系」に属する。
 EFSAの遺伝子組換え生物に関する科学パネル(GMOパネル)は、規則(EU) No 503/2013記載の原則及びGM植物のリスク評価に適用されるEFSAのガイドラインに則して、ダイズGMB151の評価を実施した。分子特性決定データから、ダイズGMB151は、hppdPf-4Pa発現カセット1コピー、及びcry14Ab-1.b発現カセット1コピーから構成される単一のインサートを含むことが立証されている。配列決定手法及びデータセットの品質が評価され、EFSAのテクニカルノート記載の要件に準拠していた。新たに発現するタンパク質をコードする配列、インサート内オープンリーディングフレームをコードする配列、インサートとゲノムDNA間の接合配列に渡って存在するオープンリーディングフレームをコードする配列に対して実施された最新のバイオインフォマティクス解析は、安全上の懸念を提起しない。挿入DNA及び導入形質の安定性は、数世代に渡り確認されている。Cry14Ab-1タンパク質及びHPPD-4タンパク質の発現量を定量するために用いられた手法は適切と考えられる。植物、及び、微生物により産生されるCry14Ab-1タンパク質及びHPPD-4タンパク質の生化学特性、構造特性、機能特性を比較するタンパク質特性決定データは、これらのタンパク質が同等であること、及び微生物由来タンパク質が本安全性試験に使用可能であることを示している。
 ダイズGMB151と従来栽培品種間の農学特性及び表現型特性において特定された差異のいずれも、更なる評価を必要とない。かいば(forage)及び種子の成分組成において特定された差異は、(除草剤未処理の)種子中のパルミチン酸(C16:0)及びヘプタデセン酸(C17:1)含有量、及び(除草剤未処理の)かいば中の炭水化物及び粗タンパク質含有量を除き、食品及び飼料に関する更なる安全性評価を必要としない。これらの含有量の差異に関しては更なる評価が実施されたが、栄養学上及び安全性上の懸念は提起されない。ダイズGMB151において発現するHPPD-4タンパク質及びCry14Ab-1タンパク質の毒性及びアレルゲン性に関して安全性上の懸念は特定されておらず、遺伝子組換えがダイズGMB151の全体的なアレルゲン性を変容させることを示すエビデンスは得られていない。本申請の文脈において、ダイズGMB151由来の食品及び飼料の摂取は、ヒト及び動物において栄養学上の懸念を提起しない。GMOパネルは、ダイズGMB151は、従来栽培品種及び試験された非GMダイズ参照栽培品種と同等に安全であり、食品/飼料の市販後モニタリングは必要ないと見なされると結論する。
 導入形質、農学的分析及び表現型分析の結果、ばく露量及びばく露経路を考慮すると、ダイズGMB151は、発芽可能なGMダイズ種子が偶発的に環境に放出された場合においても、安全性上の懸念を提起しないと考えられる。市販後環境モニタリング計画及びその報告間隔は、ダイズGMB151の用途に則している。
 GMOパネルは、実施された文献検索の全体的な品質は許容可能であると考える。文献検索では、ダイズGMB151に関連する出版物は特定されていない。
 GMOパネルは、ダイズGMB151は、ヒトの健康、動物衛生、及び環境への潜在的影響に関して、従来栽培品種及び試験された非GMダイズ参照栽培品種と同等に安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6424

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