食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05600300476
タイトル オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、公報No.9を公表
資料日付 2021年5月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)は5月4日、公報No.9(PDF版31ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 農薬とその表示の認可(44製品)
2. 動物用医薬品とその表示の認可(11製品)
3. 有効成分の認可(11成分)
4. 新規有効成分:ポリオキシンD亜鉛塩の技術的濃縮物(polyoxin D zinc salt technical concentrate)
 APVMAは、殺菌剤として使用するための新規有効成分であるポリオキシンD亜鉛塩(有効成分の技術的濃縮物として製造される)の承認申請を行った。APVMAは、当該成分の化学的側面(識別、安定性、物理化学的特性、製造プロセス、仕様、品質管理手順、バッチ分析結果、分析方法)を評価し、許容できるものであると判断した。
 APVMAは、当該有効成分の毒物学的側面を考慮し、この有効成分の承認に関して毒物学的懸念はないと結論付けた。許容一日摂取量(ADI)も、当該有効成分は、食品中の残留物のレベルが低く、経口毒性が低いと予想されるため、急性参照用量(ARfD)が必要である。
5.APVMA最大残留基準値(MRL)基準の改正
 APMVAは農産物中、特にフードチェーンに入る農産物中の農薬及び動物用医薬品のMRLの承認を行う。当該改正の詳細は、農薬・動物用医薬品規約(MRL基準)改正文書(No.4)2021に記載されている。
6. オーストラリア・ニュージーランド食品基準コード、スケジュール20を修正する提案
 APVMAは、1991年オーストラリア・ニュージーランド食品基準法セクション82に基づき、以下のMRLの改正(農薬・動物用医薬品規約(MRL基準)改正文書(No.4)2021)をスケジュール20に組み込むことを提案している。
[1]スケジュール20セクションS20-3の表の修正
 [1.1]食品別MRLの削除(1成分:Flenicamid)
 [1.2]食品別MRLの追加(5成分:Cyantraniliprole等)
 [1.3]食品別MRLの削除と置き換え(5成分:Azexystrobin等)
7.オーストラリア・ニュージーランド食品基準コード、スケジュール20の改正
 APVMAは、1991年オーストラリア・ニュージーランド食品基準法サブセクション82(1)に基づき、立法文書をもって、以下のMRLの改正をスケジュール20に組み込んだ。当該改正は通知日より有効となる。
[1]スケジュール20セクションS20-3の表の修正
 [1.1]成分の追加(1成分:Fomesafen)
 [1.2]食品別MRLの削除(3成分:Fluopyram等)
 [1.3]食品別MRLの追加(6成分:Azexystrobin等)
 [1.4]食品別MRLの削除と置き換え(3成分:Fluopyram等)
 公報No.9(PDF版31ページ)は以下のURLから入手可能。
https://apvma.gov.au/sites/default/files/gazette_20210504.pdf
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
情報源(報道) オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)
URL https://apvma.gov.au/node/85466
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