食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05590520149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物(Ligilactobacillus animalis(旧称Lactobacillus animalis) ATCC PTA-6750株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年3月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月23日、全動物種に使用する飼料添加物(Ligilactobacillus animalis(旧称Lactobacillus animalis)ATCC PTA-6750株からなる)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2021年2月10日採択、PDF版11ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、技術的添加物(technological additive)(pH調整剤、保存料及び衛生状態向上剤(hygiene condition enhancers(※注))として、全動物種において混餌及び飲水投与される。本製品は、単一の微生物株として最小濃度を5×10の6乗CFU/L又はCFU/kgで、水、液状飼料及び乾燥飼料に使用することを意図している。他の微生物の技術的添加物との組み合わせで使用する場合の最小濃度は提案されていない。
 細菌種L. animalisは、EFSAにより安全性適格推定(QPS)に適していると判断される。当該株の同一性は明確に確立されており、ヒト及び動物の治療において重要な抗生物質に対する獲得された耐性は示されなかったことから、同株を動物栄養に使用することは、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると判断される。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、データの欠如を理由に、pH調整剤、保存料又は衛生状態向上剤(※注)としてのL. animalis ATCC PTA-6750株を動物栄養に使用した場合の有効性に関して結論付ける状況にない。
 提供された試験からは、L.animalis ATCC PTA-6750株がPropionibacterium freudenreichii ssp. shermanii ATCC PTA-6752 株と組み合わせて使用された場合に、pH調整剤として機能する可能性が示された。しかしながら、同パネルは、実際の使用条件下での当該組み合わせの影響については懐疑的である。
 (※注)衛生状態向上剤は、特定の微生物学的汚染を低減することにより、飼料の衛生上の特性に好ましい影響を及ぼす物質(利用可能な場合は微生物)と定義されている(委員会規則(EU)2015/2294))。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6469
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