食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05590270475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、内分泌かく乱物質の評価を加速させていることを公表
資料日付 2021年4月15日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は4月15日、内分泌かく乱物質の評価を加速させていることを公表した。
 ANSESは、内分泌かく乱物質に関する第2回国家戦略の一環で、対象となる物質のリストを作成し、評価プログラムに登録するべきである優先される物質の選択をした。また、評価される物質について、証明された物質、又は推定される物質、あるいは疑わしい物質であるか決定するための方法を提案した。これは、内分泌かく乱物質をより迅速に効果的に共有できるように特定し、化学物質と関連するリスクの低減に関してフランス及び欧州の目的に合致した評価を促進することを目的としている。
 2019年に開始した内分泌かく乱物質に関する第2回国家戦略により、これらの物質の国民と環境へのばく露を低減するためにフランスが実施している活動を継続し、拡大する。
 ANSESは、内分泌かく乱作用の可能性のある優先物質に焦点を当て、厳格に評価することができる以下の2つの方法論的手段を作成するように環境省、保健省から依頼された。
・物質の内分泌作用の可能性から、優先付けに関する戦略と関連した物質のリストを作成する。
・科学的証拠の重みづけをする専門的な方法を作成する。内分泌かく乱物質が、証明された物質又は、推定される物質、あるいは疑わしい物質であるのか分類する。
 この作業の一部は欧州化学品庁(ECHA)や内分泌かく乱物質の評価を強化するEU加盟国に紹介された。一部の物質の内分泌かく乱作用の危険性についての考慮を加速するために、国内の又は国際的な科学に関する協力が必要である。
 ANSESは既存の物質のリストと使用されている方法を比較し、入手可能なデータによって、WHOの定義の3つの観点から評価が可能な物質の厳格なリストを提案した。
 906物質が対象物質のリストに加えられた。複数の用途があり、一部の物質は工業プロセスの時のみに使用されているが、日用品、植物保護製品、殺虫剤、医薬品に使用される物質もある。一部の物質は、欧州の規制の一環で、既に内分泌かく乱作用の評価規定の対象である。
 ANSESが作成した906物質のリストは、欧州で既に禁止されている物質又は強く規制されている物質及び欧州で使用されていない物質が多数含まれている。ANSESは、欧州の国民がばく露され、まだ計画されておらず内分泌作用の試験の優先的な動員を必要とする物質の優先付けの仕組みを設定した。
 この仕組みを活用し、内分泌かく乱物質として危険性の評価対象と見なされる優先すべき16物質を同定した。(注釈)
ANSESは、数年前から、特に内分泌かく乱物質の定義の基準に関する2016年の意見書で推奨しているように、評価後に内分泌かく乱物質を「証明された」又は、「推定される」、或いは「疑われる」物質に分類する必要性を強調する。
 ANSESによって特定された優先物質の評価のために、内分泌かく乱物質であることの確実性の程度を判定する方法が必要である。現在の科学的知識は、物質が内分泌かく乱作用を持っているかどうか確実に結論できるとは限らないからである。
 ANSESはここ数年の考察から、欧州レベルで適用される分類に上流の、実践的な分類が出来る方法論を提案する。この方法論は、有毒物質のない環境への化学製品分野の持続性のための戦略の一環で公表された。ANSESの段階的なアプローチによって、発がん性物質、変異原性物質、生殖毒性物質で現在実施されているように、不確実性をより適切に考慮し、専門家による判断を容易にすることが可能である。
 この方法論は、ある時点のある物質について、入手可能なすべてのデータを考慮することを保証する。用途及びばく露された国民層に応じて異なる枠組の規則を採用することが可能である。例えば、おもちゃについてはより厳しい規制を適用し、「証明された」及び、「推定される」内分泌かく乱物質だけでなく「疑われる」物質も禁止する。
 提案された方法論によって、科学的な不確実性及び証拠の程度をより適切に考慮するという方向で、国内及び欧州の規制の変更を行っていくというANSESの意向が再確認される。一方で、欧州では内分泌かく乱物質の危険性をより適切に評価するために、様々な規制を変更させたいという意向を示している。
 意見書(英語)は下記URLから入手可能
https://www.anses.fr/fr/system/files/REACH2019SA0179Ra-1.pdf
https://www.anses.fr/fr/system/files/REACH2019SA0179Ra.pdf
 注釈:エチルベンゼン、亜酸化窒素、トリエタノールアミン、メラミン、テトラクロロエチレン、ケイ酸ナトリウム、酢酸亜鉛、ボロン、硝酸ナトリウム、塩化亜鉛、臭化ナトリウム、フッ化ナトリウム、塩化マンガン(Ⅱ)、ジクロロ酢酸、4,4プライム-ビフェノール、2-メトキシ-2-メチルブタン
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/acc%C3%A9l%C3%A9rer-l%E2%80%99%C3%A9valuation-des-perturbateurs-endocriniens
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