食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05580160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、スピロテトラマトに関する現行の西洋ねぎ、春たまねぎ及びはちみつ中の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2021年3月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月30日、スピロテトラマト(spirotetramat)に関する現行の西洋ねぎ、春たまねぎ及びはちみつ中の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2021年3月15日承認、34ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6517)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、申請者のBayer 社はオーストリアの管理当局に、西洋ねぎ、春たまねぎ及びはちみつ中の有効成分スピロテトラマトに関する現行のMRLを改正するよう申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データはこれら全ての作物及びはちみつに関するMRL案を導出するのに十分であった。各々の分析対象物に関してバリデーションが取れた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で、検討対象の作物の食品中及びはちみつ中のスピロテトラマトの残留物及びその代謝物を管理するのに適切な分析法が入手可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業生産管理に従ったスピロテトラマトの使用の結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取量が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。
EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。
管理上の残留物の定義
(1)現行:スピロテトラマトとその4代謝物をスピロテトラマトとして表す(Spi+4)
(2)改正案:スピロテトラマト及びスピロテトラマト-エノールの和をスピロテトラマトとして表す
      (Spi+エノール)
 品名    現行のMRL mg/kg  MRL改正案(1) mg/kg  MRL改正案(2) mg/kg
西洋ねぎ      0.1         1.0            0.9
春たまねぎ等    0.1         1.0            0.9
はちみつ等     0.05         0.6            0.5
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6517
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。