食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05580110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分シプロコナゾールに関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2021年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月22日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従った有効成分シプロコナゾール(cyproconazole)に関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書(2021年2月19日承認、42ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6483)を公表した。概要は以下のとおり。
 規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、EFSAは農薬有効成分シプロコナゾールに関する欧州レベルで現在設定されているMRLをレビューした。
 シプロコナゾールの認可更新を支持する申請が受理されていないこと、その認可の失効日が2021年5月31日であること、特定されたインポートトレランスは十分なデータに裏付けられておらず、EUの既存のMRLの根拠となるものではなく、コーデックス委員会が設定した既存のMRL(CXL)に相当するものであることを考慮して、本評価はCXLに限定される。
 植物、加工食品、輪作作物及び家畜中のシプロコナゾールの残留物の存在量を評価するために、EFSAは欧州委員会規則(EC) No 33/2008の枠組みで導出された結論及びコーデックス委員会により設定されたMRLを考慮した。
 利用可能なデータの評価に基づき、EFSAはCXLを評価し、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みの要件であるいくつかの情報が不足している。このため、消費者リスク評価は目安として考慮され、EFSAにより導出された全てのMRL案はリスク管理機関による更なる検討を要する。
 EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。
単位 mg/kg
品名                現行MRL   現行CXL   MRL改正案
エンドウ豆(さやなし、生)       0.05     0.01      0.01 
豆類(乾燥)              0.08     0.02      0.02
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6483
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