食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570610160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、シチズンサイエンスと食品に関する調査研究報告書を公表
資料日付 2021年3月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は3月5日、シチズンサイエンスと食品に関する調査研究報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 当該調査研究は、シチズンサイエンスがFSAの研究対象分野にどのように応用され、両者にどのような関連性があるのかを調べることが狙いであった。
 シチズンサイエンス及び食品は、政策決定の根拠となる「エビデンスの基(evidencebase)」を構築するに当たり、FSAの働きに地域社会をどう巻き込んでいくかを探るための新たな作業プログラムの一部である。
 シチズンサイエンスは、広範に広がる地域からの膨大な量のデータを提供することを可能とするアプローチである。また、比較的迅速に展開することができ、通常は照合困難と考えられるエビデンスへのアクセスを可能とする。
 この手法は、欧州連合(EU)の研究、科学及び技術革新に関する委員会から支持されている。汎用的な定義はないが、シチズンサイエンス的なプロジェクトとは、データ収集への協力或いは他の方法による共創を介して、地域社会に参画を促し活動の一角を担うよう要請することである。
 シチズンサイエンスは、参加する市民に学習の機会、科学的エビデンスに貢献することの充足感及び政策に影響を与える可能性を提供する。
 本報告書からは、研究コミュニティが、FSAが必要とするエビデンスに沿った調査研究を既に数多く担っていることが示された。他の国々においても同様である。このような調査研究では、自宅での調理から食品中の化学物質による汚染レベルに至るまで、幅広い分野からデータが収集された。
 また、シチズンサイエンスを介して、FSAが英国の研究コミュニティ及びグローバルな研究コミュニティとのより系統立てた取組みに的を絞り促進することが可能であることが概説されている。本報告書の結果は、FSAが主要な調査研究の優先事項に対処するための一助となる可能性を示している。
 報告書(55ページ)は以下のURLから入手可能。
https://food.gov.uk/sites/default/files/media/document/citizen-science-and-food_a-review_0.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/research/research-projects/citizen-science-and-food
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