食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570460305
タイトル 欧州連合(EU)、全動物種に使用する飼料添加物としてのソルビタンモノラウレートの認可を官報で公表
資料日付 2021年2月26日
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分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2月26日、全動物種に使用する飼料添加物としてのソルビタンモノラウレート(sorbitan monolaurate)の認可に関する欧州委員会施行規則(EU) 2021/344を官報(PDF版3ページ)で公表した。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用する添加物の認可、及びその根拠並びに手続きを規定している。同規則第10条は欧州理事会指令70/524/EECの規定に従って認可された添加物の再評価を規定している。
 ソルビタンモノラウレートは同指令の規定に従って、全動物種に使用する飼料添加物として無期限に認可された。その後当該添加物は、規則(EC) 1831/2003第10条第1項の規定に従って現行の製品として飼料添加物のリストに登録された。
 規則(EC) 1831/2003第7条及び第10条第2項の規定に従って、全動物種に使用する飼料添加物としての当該添加物の再評価の申請書が提出された。申請者は当該添加物を、添加物カテゴリーの「技術的添加物」、機能グループの「乳化剤」に分類するよう申請した。
 欧州食品安全機関(EFSA)は2019年2月及び2020年5月の意見書において、当該添加物等は提案された使用条件下で、動物の衛生、消費者の安全及び環境に有害影響を及ぼさないと結論付けた。EFSAはまた、当該添加物は皮膚及び眼への刺激性があると結論付けた。したがって、欧州委員会は、ヒトの健康、特に当該添加物の使用者への有害影響を防止するために、適切な予防措置を講じるべきであると考える。EFSAはまた、ソルビタンモノラウレートは乳化剤機能を持つ食品添加物として認可されているため、飼料中に使用される場合、飼料添加物としての使用の根拠になる技術的な効果が見られることが合理的に期待されると結論した。EFSAは販売後のモニタリングに関する特定の要件が必要であるとは考えていない。EFSAはリファレンスラボラトリーから提出された飼料中の当該添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
 ソルビタンモノラウレートの評価は、規則(EC) No 1831/2003第5条に規定される認可の条件を満たしていることを示している。したがって、ソルビタンモノラウレートの使用を認可すべきである。
 以上の経過及び観点から、欧州委員会施行規則(EU) 2021/344を採択する。
第1条 本付属書に規定される添加物は、添加物カテゴリーの「技術的添加物」及び機能グループの「乳化剤」に属しており、本付属書に規定される条件に従って動物栄養における添加物として認可する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32021R0344&from=EN
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