食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05570350149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「アフリカ豚熱(ASF)出口戦略:標準的監視措置によるイノシシ集団中のASFウイルス循環の不在を示す累積エビデンスの提供」と題する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2021年3月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月3日、「アフリカ豚熱(ASF)出口戦略:標準的監視措置によるイノシシ集団中のASFウイルス循環の不在を示す累積エビデンスの提供」と題する科学的意見書(2021年1月21日採択、72ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAはASFの存続(の判断)における、血清抗体陽性イノシシの寄与について評価した。一般化推定方程式モデルを用いて、エストニア及びラトビアの監視データを調査したところ、亜成獣(1歳未満)と比べ、成獣(1歳以上)の血清抗体陽性率の減少は有意に遅いことが明らかとなった。ASFウイルス(ASFV)の循環が最後に検出された後、成獣群の血清抗体陽性率がゼロに達するには24か月以上かかるため、(同群の血清陽性率は)ウイルス循環の不在を示す指標としては不十分であると思われる。 ナラティブ文献レビューにより、ASFによる死亡率、防御免疫及び母獣由来抗体の持続期間、並びにASFVの伝播パラメータに関する知識が更新された。さらに、イノシシ個体群においてウイルス循環の長期化(存続)につながる可能性のあるパラメータが調査された。ウイルス保有割合、血清抗体陽性率及びASFに起因する死体の数の動態を評価するために、空間明示確率モデルが使用された。同モデルを用いて、以下の4つのシナリオのASFV存続期間に対する影響について評価が行われた。(1) 感染が長期化し、その期間が生涯にわたる、(2)症例致死率が低下し、感染性を有する期間が長期化する、(3)防御免疫の持続期間が変わる、(4)母獣由来抗体による防御期間が変わる。感染期間が生涯にわたるシナリオのみがASFの存続に重要な延長効果をもたらした。 最後に、ウイルス循環の不在を示すエビデンスを提供するために提案された様々な監視戦略(出口戦略(Exit Strategy))のパフォーマンスがモデルにより試験された。出口戦略のための(スクリーニングフェーズ及び確認フェーズから成る)2段階アプローチが提案された。出口戦略の精度は、収集及び検査される死体の数の増加に伴い向上する。監視に、狩猟に基づくアクティブサーベイランスを含めることは、モニタリング期間の延長と比べ、出口戦略のパフォーマンスへの影響は限定的である。この(モニタリング期間の延長による)パフォーマンスの向上は、不必要に長期化する「間隙時間(ウイルス根絶の時期と出口判断が可能となる時期の間のタイムラグ)」 とパフォーマンス面で得られる利益の間で妥当なバランスをとる必要がある。 出口戦略が失敗する確率を最小限に抑えるための最小モニタリング期間に関する助言が提供された。提案された出口戦略は、生涯にわたって感染しているイノシシが存在する場合、失敗すると思われる。とは言え、現在の知識に基づくと、そのような個体は推測上の存在であることを強調しなければならない。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2021.6419 |
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