食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05570260149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ブルーベリー中のホスホン酸カリウムに関するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2021年3月15日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月15日、ブルーベリー中のホスホン酸カリウム(potassium phosphonates)に関するインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2021年2月18日採択、28ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6478)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Exponent International社はフランスの管理当局に対して、ブルーベリー中の有効成分ホスホン酸カリウムに関するインポートトレランスを設定するために申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データはブルーベリーに関する最大残留基準値(MRL)を導出するのに十分であった。0.1mg/kgのバリデーションがとれた定量限界(LOQ)で、検討対象の作物中のホスホン酸の残留物を管理するのに適切な分析法が利用可能である。
 リスク評価の結果に基づき、EFSAは報告された農業生産管理に従ったホスホン酸カリウムの使用の結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康に対してリスクを及ぼすことは考えにくいと結論した。消費者リスク評価は目安として見なされるものとし、より現実的な摂取量評価がホセチル(fosetyl)及びホスホン酸塩(phosphonates)のMRL共同レビューの枠組みにおいて実施される。
EFSAのMRL改正案は以下のとおり。
(1)現行の規制の残留物の定義:ホセチルアルミニウム(ホセチル、ホスホン酸及びそれらの塩類の和をホセチルとして表す)
(2)規制の残留物の定義案:ホスホン酸及びそれらの塩類をホスホン酸として表す
  品名       現行MRL mg/kg     MRL改正案 mg/kg
ブルーベリー       80             (1) 150
                            (2) 150
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6478
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